包括利益経営―IFRSが迫る投資家視点の経営改革

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 498p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822262440
  • NDC分類 336.92
  • Cコード C3034

内容説明

いよいよ上場企業の財務諸表に「包括利益」の表示が義務付けられる。これまで当たり前だった当期純利益をにらんだ経営手法は、包括利益の導入に伴って、随所で見直しを迫られる。グローバル化した資本市場の新しいビジネスルールに対応するために、日本の経営者に求められる意識変革と推し進めるべき経営改革とは―。

目次

第1章 IFRSが求める経営管理(広がる経営責任;情報開示による投資家保護 ほか)
第2章 会計の価値観の変化と経営へのインパクト(公正価値と包括利益のインパクト;原則主義のインパクト ほか)
第3章 日本企業と社会が先送りしてきた課題(抜本的改革を求められる日本固有の連結ガバナンスモデル;脆弱な税務戦略 ほか)
第4章 IFRSが加速する七つの経営改革のポイント(シングルカンパニー・モデルによる連結経営管理基盤の再構築;経営管理基盤の整備と強化 ほか)
第5章 これからの取り組み

著者等紹介

中澤進[ナカザワススム]
ビジネスブレイン太田昭和会計システム研究所所長。アロウズコンサルティング顧問。1971年日本IBM入社。経理・財務部門の業務改革、管理会計、内部統制分野でのコンサルティングおよび会計システムプロジェクトの実績多数。2002年10月IBMビジネスコンサルティングサービス取締役フィナンシャルマネージメントリーダーに就任。退任後、2007年1月中澤会計情報システム研究所を設立。現在、アロウズコンサルティング顧問、ビジネスブレイン太田昭和会計システム研究所長、日本オラクル顧問、日本CFO協会主任研究委員、早稲田大学WBS研究センター特別研究員を務める

石田正[イシダタダシ]
日本CFO協会主任研究委員。公認会計士。1974年から1996年までアーンストアンドヤングおよび朝日監査法人(現あずさ監査法人)で、日本基準・米国基準の会計監査業務に従事、代表社員。監査法人在籍中に通算10年間、業務提携先である大手会計事務所のシンガポールおよびロンドン事務所に出向し、東南アジア・欧州の日系企業部門の統括責任者を務める。1996年から2008年にかけて、日本マクドナルド代表取締役副社長(CFO)、セガサミーホールディングス専務取締役(CFO)を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふみ

0
IFRSの導入は、単なる財務報告書類の変更ではない。経営成績のものの見方そのものがパラダイムシフトするのだ、という本。キーワード:資産負債中心主義、マネジメント・アプローチ、内部統制、原則主義、連結ガバナンスモデル2010/11/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/658091
  • ご注意事項

最近チェックした商品