内容説明
安倍首相も言及した遠隔医療、クラウドに医療情報を記録するPHR、認知症のAI診断、未来の医療はすぐそこに。
目次
第1章 スマホのように広がるICT医療
第2章 PHR―個人の健康情報は誰のもの?
第3章 遠隔医療―目の前にお医者さんがいなくても
第4章 スマホで病院が変わる、医師の働き方が変わる
第5章 安心して利用できる病院を目指して
第6章 医療機器開発に立ちはだかる壁
第7章 あなたが認知症になる日
第8章 チームによる地域ケア
第9章 スポーツもICT医療が支える
第10章 鉄腕アトムのような医師
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shin Makinaga
1
最近話題になっているITワードを医療業界での具体例に合わせて非常にわかりやすく書かれていた。医療業界のみならず、他の業界でも参考になるような話が多く、勉強になった。 PHRなんかは、日本の医療もようやくこのような考えができるようになったのか!と、これからの医療業界のIT技術の行く末が楽しみになった。2017/11/20
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この程度?って感じ。IT活用が遅れている。2024/12/15
YayoiM
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慈恵医大にスマホとAIを導入したDr高尾が、どんだけ患者にとっても医療者にとっても便利になったかを、非常に分かりやすく解説した本。職員全員にスマホを持たせ、それが落ちにくい角度で胸ポケットを縫い付けた白衣まで開発(しかも男女の体格差をデータで取り出し違う角度で縫ってある!)、頭がいい人が本気で改革すると、ここまで合理化できるんだなあと感銘を受けました。うちの職場にも高尾先生を「ICT導入委員会」のコンサルしてもらいたいです。あっという間に読めるけど内容充実。職場にICTを本格導入する「前」にご一読を!2018/07/29
kan
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22018/04/10
かとたか
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IoTにより製造現場やオフィスなどの効率化が進む中、医療の現場でも効率化の波を受けているようです。 背景には、スマホなどの通信機器の進化、薬機法の改正などが上記の流れを実現していると理解しました。 少子化による人口減少、高齢化による医師不足などを考えると、避けられない流れなのだと思います。 具体的に滋恵医大の例などを挙げているので、実行したい方には参考になると思います。2018/03/02