内容説明
日米の先行事例を徹底分析!デジタル化の落とし穴と成功への具体策を示す。
目次
第1章 加速するデジタル化のトレンド(まだまだ続く技術革新;デジタル環境が当たり前の消費者 ほか)
第2章 続々と設置される企業のデジタル組織(なぜデジタル組織が必要なのか;デジタル組織の役割 ほか)
第3章 日本企業のデジタル戦略の問題点(明確にならない「新しい事業の柱」;デジタル化を指導できる人材が不足 ほか)
第4章 日本企業が実行すべきデジタル戦略とは(デジタルトランスフォーメーションの構成要素;デジタルトランスフォーメーションの3つのステップ ほか)
第5章 デジタル化を成功させる9のアプローチ(既存組織のデジタル化;デジタル組織自身を活性化させる ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
79
具体的な動きなどはよくわかるのですが、一般論的に書かれていて業界ごとの特色があまりよくわからないのが若干惜しまれます。もう少しページ数を多くして値段も高くていいので業種別にきめ細かく現在の状況と方向性を分析してほしいと思いました。2018/04/17
takaichiro
76
デジタルトランスフォーメーションの実情レポート。雑誌などの議事を纏めた資料集として使えそう。 私は小説を読むと言葉が湧いて来るのですが、新聞やビジネス書は単なる知識のメモに見えてしまって大したコメントができません^_^ロジックよりエモーションに敏感な脳の構造みたいデス^_^2019/06/14
Kentaro
36
DXは、取り組んだからといってすぐに結果が出るものではない。目先の経営状態が悪くなったり、競合環境が厳しくなったりすると、「時期尚早」などとして簡単に後回しにされがちな経営テーマである。 しかし近い将来、デジタル化に取り組んだ企業と、取り組まなかった企業の差は確実に開く。早く取り組んだ企業は苦労も大きいが、その分の見返りも大きい。データを早くから蓄積できれば、決定的なアドバンテージになる。今、デジタル化に取り組むか否かという判断はすなわち、将来の競争力のために今努力するかしないかという判断である。2020/05/28
牧神の午後
3
前著で感じたことがそのまま繰り返されて自分の学習右脳力のなさに絶望(笑)。特に最初の部分のデジタルトランスフォーメーションへの煽り方なんて、正直あまりに表層的な雑誌記事を読んでいる感が強く、NRIのこのテの本とは残念ながら格が違う。2019/03/05
kousan
3
分かりやすい。実践してみようという気になる本。あま奇を衒っていないし、オーソドックスな書き方であり、好感が持てる。2018/11/23