純潔の紋章 - ~伯爵と流浪の寵姫~

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純潔の紋章 - ~伯爵と流浪の寵姫~

  • 著者名:浅見茉莉/コウキ。
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2015/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576141053

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内容説明

芳しいその身体を淫らに啼かせたい――

傲慢な伯爵と美しき踊り子の身分違いラブ

「お前を側使えとして雇う。断るなら――」傲慢な伯爵・オスカーからの誘いを断ったマリカは、脅し同然で彼に雇われた。嫌な印象しかなかったのに、オスカーの新たな一面を知るたびにマリカは惹かれていく。身分違いだとわかっていても、触れられると拒めない。オスカーに抱かれるようになり、次第にマリカの身体は愉悦に染まっていく。だが、突然オスカーは伯爵令嬢と付き合う素振りを見せてきて……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

でんか

14
読み友さんにお勧めいただいてさっそく読んでみた本。めちゃよかったです。なんせヒロインとヒーローが感じのいい二人。最初ヒーローは遊び人、遭難し助けられるがヒロインとは分からない。ヒロイン、ロマの民として生きている少女、行きがかり上伯爵家に上がる。当然のようにヒーローが体の関係を強いてくるのですが、ここで、嫌と言えるヒロインと、嫌と言われて待てができるヒーロー、良い感じです。そしてお互いを知り惹かれあう過程がこれまた良い感じ。ヒーローは遊び人を返上し、二人ともいい方へ変化していきます。最後まで楽しく拝読。2018/01/10

デイジー

7
★★★★☆まさに、王道。出だしのヒーローは、放蕩者でどうしようもないヤツだけど、ヒロインに接するうちに、更生(?)されていく。ただ、最初が娼館帰りというのは、ちょっと頂けない。それとも、初期ヒーローのグズっぷりの象徴でいいのかな?ヒロインは流され系でなく芯のある子でいい。ストーリーは、予想される展開だけれども、二人が心を通わせていく様が丁寧に描かれている。兄的キャラのヴィートがいいヤツすぎるな。勧善懲悪、大団円で、楽しく読了。でも、最後は結婚式まで書いて欲しかった。ヒロインの娘のスピンオフもあるのかな?2021/11/22

まとい

3
最初はのれなかったんですが、読み進めるうちにヒロインの透明な儚さや無垢さが姿を現し、ヒーロー同様惹かれていき最後まで一気読み。人魚姫のような…なんて切ない恋のお話しなんでしょう。惹かれ合う過程も心がじんわりと温かくなるような優しさ。すれ違いも互いを想い合う故で…。 とてもロマンチックでした。好きです。2014/11/03

灯花

2
★★★★☆ 王道でイイ。2014/08/14

十六夜

0
ヒロインが怪我したヒーローを川で助けるって設定がとにかく多いなw今回もそんな感じで助けたけど、名乗りもせずに離れたことでいろいろややこしいことになっている。ヒロインも階段から突き落とされたりと気の毒。ヒーロー、もっとちゃんとしろよ、と読んでいてなんかギリギリした。

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