構想力の方法論―ビッグピクチャーを描け

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構想力の方法論―ビッグピクチャーを描け

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822256722
  • NDC分類 301.6
  • Cコード C0034

内容説明

日本の問題は構想力の欠乏にあり!目先の課題より、世界的な視野で社会全体を見据えて方向性を考えるべき。このままでは構想力で海外に負ける!『知識創造の方法論』で知られる著者が送る新世代へのメッセージ。

目次

はじめに 思考のイノベーションの時代へ
第1章 構想力の危機
第2章 構想力とは何か
第3章 知識創造と目的工学
第4章 エコシステムのデザイン
第5章 歴史的構想力
第6章 日本の構想力

著者等紹介

紺野登[コンノノボル]
1954年東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。株式会社博報堂マーケティング・ディレクターを経て、現在KIRO(知識イノベーション研究所)代表、多摩大学大学院教授(知識経営論)、博士(学術)。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授、一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)及び一般社団法人FCAJ(Future Center Alliance Japan)代表理事

野中郁次郎[ノナカイクジロウ]
1935年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造株式会社勤務の後、カリフォルニア大学経営大学院バークレー校でPh.D(経営学博士)取得。南山大学経営学部教授、防衛大学校教授、一橋大学産業経済研究所教授、北陸先端科学技術大学院大学教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を経て現職(一橋大学名誉教授)。2016年1月より日本学士院会員。知識創造理論を世界に広めたナレッジ・マネジメントの権威。2002年紫綬褒章、2010年瑞宝中綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

これからは、想像力を超えた「構想力」へ
野中郁次郎氏、紺野登氏が贈る新世代へのメッセージ。これからは、想像力を超えた「構想力」へ

不正相次ぐ大企業、掛け声だけの働き方改革、かみ合わないデジタル化…
日本の問題は、想像力の欠如に起因する構想力の欠乏にある。

これからの時代、目先の課題より、世界的な視野で社会全体の在り方を見据え、
どのような方向性で臨むべきかを考えるべきだ――
野中郁次郎氏、紺野登氏が贈る新世代へのメッセージ。

この本は知識創造理論を基礎にして、いかに構想力を「次代の知力」として
身に付けられるか。その方法論がテーマです。
構想力を高めるヒントやメソッド、儲け方などについて書かれた
ノウハウ本ではありません。構想事例(ケース)集でもありません。
それらを期待する読者をがっかりさせるかもしれません。
経営の世界だけでなく、社会的活動や研究活動など何らかの構想や
構想力を求められる読者も想定しています。本書が構想力について
関心を持ち、実践していくための「知的資源」となれば幸いです。(「はじめに」より)

【主な内容】

はじめに 思考のイノベーションの時代へ 

第1章 構想力の危機
現場主義への過剰な信仰心招く悪循環
構想とは ビッグピクチャー/ビッグ・クエスチョン/新たなビューポイント

第2章 構想力とは何か
存在しないものを存在させる力
物語り的(ナラティブ)に行為を語る
イノベーションを駆動するポジティブな力

第3章 知識創造と目的工学
構想は共感から始まる=本質直感と相互主義性の形成(共同化)
人間や社会にとっての意味・価値の発見(表出化)
構想を実践の場で考える=構想の核を生み出す(連結化)
試行錯誤=エコシステムの形成(内面化)

第4章 エコシステムのデザイン
エコシステムが事業や政策の要を形成する
オープン・イノベーションエコシステムとしての都市
ルーマンの社会システム論とナラティブなエコシステム形成

第5章 歴史的構想力
構想力の時空間を広げよう
未来をつくる歴史の智慧
イノベーションは歴史的事件として起きる

第6章 日本の構想力
構想力で負けた日本/日本的構想力の可能性
構想という言葉のあり方/日本の構想力の可能性 ほか


◆はじめに 思考のイノベーションの時代へ
  「創造力の欠如」に起因する「構想力の欠乏」が日本の現状映す/信頼の低下が招く危機/
  構想力を求める社会/本書の見取り図

◆第1章 構想力の危機
  もはや20世紀ではない/閉鎖的な「イエ制度」が生む歪み/現場主義への過剰な信仰心招く悪循環/
  構想力の三重苦/社会的な構想力の要請/構想とは 1:ビッグピクチャー/構想とは 2:ビッグ・クエスチョン/
  構想とは 3:新たなビューポイント/コラム:新たな経営思考としての構想力

◆第2章 構想力とは何か
  存在しないものを存在させる力/世界観を変える構想力/ダイナブック構想/
  物語り的(ナラティブ)に行為を語る/実践的智慧(フロネシス)/(1)創造力(イマジネーション)/
  構想力で世界をつくる/イノベーションを駆動するポジティブな力/アート的綜合作用 /
  (2)主観力(サブジェクティビティ)/あなたの内面に映る世界を起点に/相互主義性を確立する/
  主観性の復讐?/主観が客観化していく過程で目的が生まれる/(3)実践力(プラクシス)/
  身体化された理論と実践のメカニズム/社会的技術としての構想力/構想は時代をつくる/コラム:美学と構想力

◆第3章 知識創造と目的工学
  構想力の方法論/構想力のプロセス1:構想をデザインするプロセス(知識創造理論)/知識創造プロセスによる構想化/
  1:構想は共感から始まる=本質直感と相互主義性の形成(共同化)/2:人間や社会にとっての意味・価値の発見(表出化)/
  3:構想を実践の場で考える=構想の核を生み出す(連結化)/4試行錯誤=エコシステムの形成(内面化)/
  構想力のプロセス2:目的を創造していくプロセス(目的工学)/構想の質を決定する善い目的/目的の発見・選択・深化/
  目的工学(パーパス・エンジニアリング)/二項動態の姿勢?二者択一から二者両立へ

◆第4章 エコシステムのデザイン
  構想化のプロセス3:エコシステムの形成プロセス/エコシステムが事業や政策の要を形成する/
  オープン・イノベーションエコシステムとしての都市/ルーマンの社会システム論とナラティブなエコシステム形成/
  コラム:ルーマンの社会システムモデル/ソーシャル・エンタープライズ、プルーラルセクター、リビングラボ/
  エコシステムのデザイン言語としての「パタンランゲージ」/生きるための構想力と機動性

◆第5章 歴史的構想力
  構想力の時空間を広げよう/未来をつくる歴史の智慧/イノベーションは歴史的事件として起きる/
  コラム:歴史を変えたビッグピクチャー構想/ドットとドットが繋がり綜合されていく/
  歴史的構想力?過去- 現在- 未来を同時に見る智慧/必然と偶然のシンクロニシティ/ナラティブな想像/
  歴史についての二つの対極の方法/歴史的方法1:シナリオ思考/未来は驚きとともにやってくる/
  歴史的方法2:ミクロストリア/細部への注視/歴史的想像力を支える語彙の豊富さ

◆第6章 日本の構想力
  構想力で負けた日本/日本的構想力の可能性/(1)構想という言葉のあり方/(2)日本の構想力の可能性/
  グラスルーツから天下を構想する/江戸期の実践的構想力/近代日本人の「共通善」ビジネスモデル/
  人間主義の経営構想力の探求/現代日本人の構想力?ソーシャル・スタートアップ/
  若い世代の構想力を導き出す/理想主義的現実主義/構想力は日本衰退の答えになるか

◆あとがきと謝辞


紺野 登[コンノ ノボル]
著・文・その他

野中郁次郎[ノナカイクジロウ]
著・文・その他

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