スタートアップ投資ガイドブック

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¥3,080
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スタートアップ投資ガイドブック

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  • サイズ A5判/ページ数 419p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822255909
  • NDC分類 335
  • Cコード C2034

出版社内容情報

シード期、アーリー期からユニコーンへ――。シリコンバレーにも精通した法務のプロフェッショナルが、急拡大を続けるスタートアップ投資・資金調達やCVC(コーポレート・ベンチャーキャピタル)を運用するに際しての基礎知識を「投資家・スタートアップ双方の観点」から一冊に凝縮した、業界待望のガイドブック。

「本当に難しいのは、大きく夢見ることではない」
ベン・ホロウィッツ(『HARD THINGS』著者・アンドリーセン・ホロウィッツ共同創業者)

――本書は、「スタートアップ」という仕組みに関与するのであれば知っておくべき、基本的な事項をまとめたものである。自らがスタートアップを主宰しまたは参画する場合はもちろん、投資家――近時活発化しているコーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)のような事業会社による投資も含め――として、あるいは重要な取引先としてスタートアップと関わり合いになる場合でも、必ず知っておくべき「投資」と「他社との共同の取組み」という二つの視点から、ビジネスの現場で役立つ実践的な知識・知見を提供することを目指している。
「第1章 はじめに」より

内容説明

シード・アーリーステージからユニコーンへ―。シリコンバレーにも精通した法務のプロフェッショナルが、急拡大を続けるスタートアップ投資・資金調達やCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)の基礎知識を、「投資家・スタートアップ双方の観点」から一冊に凝縮。業界待望の実践ガイドブック!

目次

第1部 スタートアップの世界へ(はじめに;スタートアップとエコシステム ほか)
第2部 日本のスタートアップ投資(資金調達・投資の進み方と手法;株式による投資 ほか)
第3部 シリコンバレーのスタートアップ投資(シリコンバレーの資金調達=投資の手法;Preferred Stockによる投資 ほか)
第4部 オープン・イノベーションの契約(お互いの特徴を理解する;業務上の提携 ほか)

著者等紹介

小川周哉[オガワシュウヤ]
日本国・ニューヨーク州弁護士。TMI総合法律事務所パートナー。2003年慶應義塾大学法学部法律学科卒業、2007年慶應義塾大学大学院法務研究科修了。2008年第二東京弁護士会登録。2014年、デューク大学ロースクール修士課程(LL.M.)修了。同年ニューヨーク州弁護士資格取得。2014年、TMI総合法律事務所シリコンバレーオフィス勤務後、2015年からシリコンバレーのDraper Nexus Venturesにて勤務。現在TMI総合法律事務所東京オフィスにて、スタートアップ・VCファンドにまつわる業務、コーポレートガバナンス、株主総会や委任状勧誘、商事訴訟・非訴などの実務に携わる

竹内信紀[タケウチノブキ]
日本国・ニューヨーク州・カリフォルニア州弁護士。TMI総合法律事務所パートナー。2006年筑波大学第一学群社会学類法学主専攻卒業、2007年東京弁護士会登録。2014年、ニューヨーク大学ロースクール修士課程(LL.M.)修了。同年ニューヨーク州弁護士資格取得、2017年カリフォルニア州弁護士資格取得。2014年からパロアルトのウィルソン・ソンシーニ・グッドリッチ・アンド・ロザーティ法律事務所に勤務。現在TMI総合法律事務所シリコンバレーオフィスにて、スタートアップ・VCファンドにまつわる業務、クロスボーダーM&A、日米間を中心とするグローバル・トランザクションなどの実務に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nekozuki

10
以前は国内スタートアップ投資の手法や契約の考え方を勉強しようとすると、磯崎氏の『起業のエクイティファイナンス』程度しか書籍はなく、あとは実務とネット検索で身につけるという有様だったが、最近急激に関連書籍が増えてきた印象。 本書も優先株式の設計だけでなく、近年国内に輸入されたコンバーティブルエクイティの設計が詳細に解説されている点が非常に良い。2021/12/14

ちくわ

3
スタートアップへの投資周りの全体感を得ることができる本。本書の構成としてはスタートアップのエコシステム周りの説明に始まり、具体的な投資手法として日本における投資・シリコンバレーにおける投資のプラクティスの解説、そして、オープンイノベーションにおける提携まわりの契約と一通りの解説がなされる。スタートアップ投資に馴染みがないと、実務で遭遇してもそもそも言葉がよくわからないということも多いが、本書のような本で全体感を掴んでおくことは実務についていくという観点でも有用だと思う。まずはこの本からという感じがする。2022/01/30

ちくわ

1
しばらくぶりに再読。実務面での経験を経た上で読んでみると、本書ではなぜこのような投資手法が開発されて発展してきたのかという点の説明が丁寧になされている点に注目がいった。個々の条項のレビューというのも重要ではあるのだけども、なぜ、今、目の前の案件でこの手法がとられているのかという点を深く理解していないと、文字面だけをさらっと洗う感じになってしまうけども、そこへの理解が進むのが非常に良い書籍だと思った。初回に読んだときは本書の支持されている理由がよくわからなかったが、確かに類書にない特徴を持つ書籍だと思う。2022/10/15

TKTS

1
スタートアップにおけるエクイティファイナンス時の「考え方」が分かる良書。当事者間の契約(投資契約、株主間契約など)についても、何を意図した条項なのか、どういう機能を果たすのか、という点がしっかり、かつ平易な表現で書かれていて分かりやすい。また、コンバーティブル・エクイティなど日本ではまだ主流ではない投資手法にも触れられているのがありがたい。2021/03/02

Masa Uchi

1
実務に沿った内容が纏められており、頭の整理に役立つ良書。2021/01/20

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