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出版社内容情報
伝説のチェス・プレイヤーが
「機械との競争」から学んだ〝創造〟の本質。
「洞察に満ちた一冊。一気に読み終えてしまった。」
羽生善治(将棋・永世名人)
コンピューターと死闘を繰り広げたチェスの元世界王者が、人工知能(AI)時代に人間がどのようにコンピュータと対峙し、協働すべきかを説いた、話題の書。
……機械が人間の仕事をどれだけ多くこなせるようになっても、私たちは機械と競争しているのではない。新たな課題を生みだし、自分の能力を伸ばし、生活を向上させるために自分自身と競争しているのだ。……もし私たちが、自分たちの生みだしたテクノロジーに対抗できなくなったと感じているなら、それは目標や夢の実現に向けた努力や意欲が足りないからにほかならない。私たちは「機械ができること」ではなく「機械がまだできないこと」にもっと頭を悩ませるべきだろう。(本書より)
内容説明
IBMディープ・ブルー戦から20年。伝説のチェス・プレイヤーが「機械との競争」から学んだ“創造”の本質。
目次
頭脳ゲーム
チェス・コンピューターの勃興
人間対機械
機械にとって重要なことは?
頭脳の中身
いざ決戦の場へ
深み
ディープ・ブルー
盤上は火の海に
聖杯の探求
人間プラス機械
さらにまえへ、さらに高いレベルへ
著者等紹介
カスパロフ,ガルリ[カスパロフ,ガルリ] [Kasparov,Garry]
史上最強と謳われるチェス・プレイヤー。1963年アゼルバイジャン(旧ソ連)生まれ。22歳で世界チャンピオンになり、15年間タイトルを保持した。1996年と97年にIBMのスーパーコンピューター「ディープ・ブルー」と対戦し、世界的な注目を集めた。2005年に公式戦を引退してからは、ロシアでの政治活動やチェスの普及活動に力を注いできた。近年は「人間と機械の意思決定」に関する研究活動にも熱心に取り組み、オックスフォード大学マーチン校の上席客員研究員や「責任を果たすロボット財団」最高諮問委員会のメンバーとしても活躍中
染田屋茂[ソメタヤシゲル]
編集者・翻訳者
羽生善治[ハブヨシハル]
1970年生まれ。将棋棋士。1985年に史上3人目の中学生棋士となる。1996年には竜王、名人ほか7つのタイトルすべてを獲得した。2008年には永世名人(十九世名人)、さらに永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖の資格も獲得している(いずれも就位は原則引退後)。チェスでの国内トップクラスのプレイヤーとして知られており、過去にグランドマスターに勝利した実績もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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izw
Koki Miyachi
roughfractus02
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