出版社内容情報
「優れたサービスをつくりとどけるしくみ」をいかにして生み出し、育てて、成功に導くか――。日本サービス大賞地方創生大臣賞を獲得したサービス事業提供者を主な対象に「イノベーションを起こす組織」の本質を具体的に分かりやすく解き明かします。
内容説明
思い、出会い、気づき、挑戦、創意工夫、そして実現―。全国各地でユニークなサービスを生み育てたリーダーと組織の「等身大の物語り」から見えてくる、実践可能なイノベーションのあり方。
目次
第1部 イノベーションを起こすプロセスの理論的な枠組みを知る(組織的知識創造こそがイノベーションを起こす;JR九州に見る「イノベーションを起こす組織」)
第2部 事例で見る「共創の場づくり」と「集合的な実践力」(予想外の出会いが、地域への強い思いと挑戦を導く;患者や家族との感情の共有が、「真善美」を引き出す;顧客に寄り添う現場のアイデアが、情緒的価値を生む;「よそ者」の思い切りが、好循環の仕組みをつくる;思いや目的の共有が生む現場力の凄み;人と人をつなぐ共感共鳴が、日本各地での活動に広がる;強い思いと大胆な行動力が、追随されない組織をつくる;社長が創発したサービスを社員一丸で改善)
第3部 知識を知恵に錬磨してイノベーションを起こそう(革新的サービス成功の本質)
著者等紹介
野中郁次郎[ノナカイクジロウ]
一橋大学名誉教授。早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造勤務ののち、カリフォルニア大学経営大学院(バークレー校)にて修士号(MBA)、博士号(Ph.D)を取得。南山大学経営学部教授、防衛大学校社会科学教室教授、一橋大学産業経済研究所教授、北陸先端科学技術大学院大学教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を経て現職
西原文乃[ニシハラアヤノ]
旧姓は廣瀬文乃(ひろせ・あやの)。立教大学経営学部国際経営学科助教。名古屋大学法学部卒業。日本電気(NEC)勤務ののち、一橋大学大学院国際企業戦略研究科にて野中郁次郎教授に師事し、修士号(MBA)、博士号(DBA)を取得。一橋大学大学院国際企業戦略研究科特任講師を経て2016年4月より現職。研究テーマは、組織的知識創造理論をベースとする経営戦略、リーダーシップ、ソーシャルイノベーション。日本ナレッジ・マネジメント学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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