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内容説明
小中学生向けプログラミング本の多くは、説明に続いてプログラム例が提示される形式をとっています。その入力例のまま作成すれば、動作するプログラムは作れてしまうのですが、その作成過程において本来必要である、論理的に考えるということをしないで済んでしまいがちです。小学校でプログラミングの授業が導入された本来の目的は、論理的な手順を考える練習にあったにもかかわらず、単に使用する教材のプログラム例をそのまま入力させて、期待通りに動けばよしとしてしまってはいないでしょうか?本書は、目当てと道筋を示した上で、お子様が自分で考えてプログラムを作るように誘導する、Scratchを題材にしたワークブックです。完成例を最初から例示することはせず、プログラム完成までのステップを細かくして、お子様の負担を軽減するとともに、必要に応じて各ステップにはヒントを付記して、自分で考えて作っていく形式をとっています。さらにお子様がプログラムの完成を急ぐあまり、よく考えずに先に進もうとしないように、各ステップにはチェック欄を用意して、足取りを確認しながら進めるように工夫しています。
目次
1章 Scratchに参加しよう
2章 Scratchを使ってみよう
3章 図形を描こう
4章 音楽のプログラムを作ろう
5章 ピンポンゲームを作ろう
6章 メッセージを使ってみよう
7章 ボール!集まれ!
8章 シューティングゲームで遊ぼう
9章 最大値を見つけよう
10章 数を並べ替えてみよう
11章 複雑な図形を描いてみよう
付録 よく使う操作や困ったときのヒント
著者等紹介
古金谷博[コガネヤヒロシ]
東京工業大学大学院から計算機メーカーに就職。5年後に会社を設立。プログラミングの著書が数冊。その後は大学の非常勤講師や子ども向けの教室などで分かりやすく楽しい解説に徹してプログラミングの教育活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。