出版社内容情報
インド人はなぜ世界企業のCEOになれるのか?
インド人はなぜ考え方をころころ変えるのか?
インド人を「頼れる友人」にするには何が大切なのか?
商社マンとして40年位以上にわたってインドビジネスにかかわり、
現在はインドに在住して現地で「師」と慕われる著者が、
インドビジネスを成功に導く鉄則を解説。
■本書「はじめに」より
私たち日本人には、インド人の考え方や行動基準はなかなか理解しがたいところがある。
道を尋ねると口から出まかせを言い、お金を貸すと返してくれないことも珍しくない。
「考え方をころころ変える」「約束を守らない」「その場しのぎ主義」と見えることもよくある。
一方、日本でインド人の優秀さが語られることも増えている。特にビジネスの世界においては、
インド人の活躍が目立っていることはまぎれもない事実である。世界的な大企業のCEOに就任する
インド人が増えていることは、その象徴であろう。
私たち日本人は、インドの人々のことをあまりにも知らない。
約束を守らないインド人と、世界企業のCEOになるインド人と、どちらが「本当のインド人」なのであろうか。
………
第1章 インド市場開拓
第2章 インドビジネス成功法
第3章 インドでの起業
第4章 インド人の真実
【著者紹介】
元インド住友商事社長。Nakajima Consultancy Services社長。インド在住。1944年9月26日山梨県甲府市生まれ。1968年慶應義塾大学経済学部を卒業し、住友商事入社。1975年からインドとの取引にかかわり、スズキがインドに設立した合弁会社マルチには立ち上げ時期からかかわる。インド駐在(ニューデリー)、本社の自動車第五部長などを経て、1998年からインド住友商事社長。デリー日本人学校理事長、デリー商工会議所会長などを歴任。2001年本社に帰任し、理事・広報部長。2004年に定年退職後、関連会社社長に就任したが、住友商事が出資するインド企業の再建を依頼され、同社Directorとして2006年から3度目のインド赴任。退任後、DMICインド政府アドバイザー(日本政府派遣)、ハリヤナ州政府名誉顧問などを務める。その後インドで起業し、日本企業のインド進出を支援するコンサルタント会社、日本食レストラン、ホテルなどを経営する。
内容説明
日本人商社マン、現地で「師」になる。インド人を「頼れる友人」にするコツは?元・駐印大使の平林博氏が太鼓判!
目次
第1章 インド市場開拓(運命―代役でインド担当に;遭遇―インド人との付き合いは「5つの『あ』」 ほか)
第2章 インドビジネス成功法(処世術―インドを嫌いにならない方法;勉強法―基本的姿勢と具体的方法 ほか)
第3章 インドでの起業(金型製造―大金を失ったのに後悔していない理由;コンサルタント会社―日本企業のインド進出を支援したい ほか)
第4章 インド人の真実(世界企業のインド人CEO―なぜ急に増え始めたのか?;友だち付き合い―「困ったことがあったら何でも言って」 ほか)
著者等紹介
中島敬二[ナカジマケイジ]
元インド住友商事社長。Nakajima Consultancy Services社長。インド在住。1944年9月26日山梨県甲府市生まれ。1968年慶應義塾大学経済学部を卒業し、住友商事入社。1974年からインドとの取引にかかわり、スズキがインドに設立した合弁会社マルチには立ち上げ時期からかかわる。インド駐在(ニューデリー)、本社の自動車第五部長などを経て、1998年からインド住友商事社長。デリー日本人学校理事長、デリー商工会議所会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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