内容説明
単にＷｅｂＦｌｏｗエンジンの標準的な特徴についての詳細な解説にとどまらず、インターネットを利用した新たな可能性を発見できる一冊。ユーザーの組織にどのようにプロセス管理を導入すべきであるのかを示すとともに、日常のビジネスプロセスのスピード、質および一貫性を改善する手助けとなる。また、ＳＡＰワークフローをいかに展開、拡張し、プロジェクトを成功させることができるかを学ぶことができる。ｍｙＳＡＰ．ｃｏｍ（例えばｍｙＳＡＰ ＳＲＭおよびｍｙＳＡＰ ＣＲＭ）におけるワークフロー使用に関する解説だけでなく、ＸＭＬメッセージのような新技術の使用についても言及。導入に際してのヒント、チェックリスト、管理者のためのガイドライン、およびデバッグテクニックなども紹介しており、日々の導入・運用に役立つ。
目次
第１部 ＳＡＰ提供のワークフローの使用（ＳＡＰ ＷｅｂＦｌｏｗエンジン入門；要件収集における戦略 ほか）
第２部 独自のワークフローの開発（ワークフローの作成；ビジネスオブジェクト ほか）
第３部 ｍｙＳＡＰ．ｃｏｍにおけるＷｅｂＦｌｏｗの使用例（ＥＢＰにおけるＷｅｂＦｌｏｗ；ｍｙＳＡＰ ＣＲＭにおけるＷｅｂＦｌｏｗ ほか）
付録（ヒントとトリック；チェックリスト ほか）
著者等紹介
リカイゼン，アラン［リカイゼン，アラン］［Ｒｉｃｋａｙｚｅｎ，Ａｌａｎ］
ＷｅｂＦｌｏｗの製品マネージャ。１９９２年にＳＡＰに入社し、１９８８年からデータ処理を担当している。１９９５年、ＳＡＰビジネスワークフローグループ性能開発作業に参加すると同時にさまざまな米国の主要企業に対するコンサルティングをも受け持つ。１９９８年にワークフロー製品管理に移動するまでの期間に彼は製品への優れた技術知識を蓄積した。ＳＡＰワークフローユーザグループに対する主要な連絡窓口であり、その窓口としての役割を通して彼は、得意先導入を成功に導く、プロジェクトファクタおよびＷｅｂＦｌｏｗ機能に対する優れた洞察を身につけた。定期的に『ＳＡＰ Ｉｎｓｉｄｅｒ』などの機関誌に執筆している。ロンドンのＫｉｎｇｓ Ｃｏｌｌｅｇｅを物理学の理学士号を受けて卒業した
ダート，ジョセリン［ダート，ジョセリン］［Ｄａｒｔ，Ｊｏｃｅｌｙｎ］
Ｅｎｔｅｒｐｒｉｓｅ Ｂｕｙｅｒ Ｐｒｏｆｅｓｓｉｏｎａｌ（ＥＢＰ）およびワークフローを専門とする上級製品コンサルタント。１９９０年からＳＡＰ製品を扱っており、長期間にわたってデータ処理に関わっている。１９９４年、ＳＡＰ Ａｕｓｔｒａｌｉａにヘルプデスクサポートコンサルタントとして入社。後にＡＢＡＰ、Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｔｒａｎｓａｃｔｉｏｎ Ｓｅｒｖｅｒ、ワークフロー、およびＥＢＰを教えるＳＡＰインストラクターとなった。生徒にワークフローの説明および実演を行い、さまざまな操作を行うことで、ＷｅｂＦｌｏｗエンジンに対する広範でユニークな高い理解を得た。現在、専門的サービスに所属し、オーストラリアおよびニュージーランドのさまざまな主要企業に対する開発作業およびアドバイスを行っている。ワークフローおよびＥＰＢ双方の開発に関する地域エキスパートとして認められており、ＥＢＰおよびワークフローの問題に関する国際的コンサルタントの支援依頼を頻繁に受けている。シドニーのＵｎｉｖｅｒｓｉｔｙ ｏｆ ＴｅｃｈｎｏｌｏｇｙでＢ．Ａｐｐ．Ｓｃ．（コンピューティングサイエンス）を修めている
ブレンネック，カーステン［ブレンネック，カーステン］［Ｂｒｅｎｎｅｃｋｅ，Ｃａｒｓｔｅｎ］
１９９５年からワークフロー管理に関わっている。１９９８年にＳＡＰ ＡＧに入社しワークフロー開発に取り組んでいる。博士はワークフロー文書の責任者であり、ＷｅｂＦｌｏｗエンジンの計画および開発に直接関わっている。さらにＷｅｂＦｌｏｗトレーニングの開発に積極的な役割を果たしており、ときには自身がトレーニングを提供している
シュナイダー，マーカス［シュナイダー，マーカス］［Ｓｃｈｎｅｉｄｅｒ，Ｍａｒｋｕｓ］
Ａａｃｈｅｎ Ｔｅｃｈｎｉｃａｌ大学で言語の文学修士号を取得。この課程において、地元のＩＴ企業に対して新しいトレーニングおよび文書コンセプトを開発した。１９９８年、ＳＡＰワークフローに対する文書およびトレーニングマテリアルを作成するためにＳＡＰ ＡＧに入社。現在ＷｅｂＦｌｏｗエンジン開発チームに在籍し、基本的アーキテクチャに対する深い理解を身につけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
