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ブレンワルドの幕末・明治ニッポン日記―知られざるスイス・日本の交流史

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822251123
  • NDC分類 210.59
  • Cコード C0021

出版社内容情報

カスパー・ブレンワルドは、横浜を拠点にして幕末から生糸貿易などで活躍した「シイベル・ブレンワルド商会」の共同創業者。同社の系譜は、合併などを経て、現在のスイスの大手商社DKSHに継承されている。DSKHは関東大震災や第二次世界大戦の期間も日本国内に留まり、150年間日本で活動してきた最古の外資系企業だ。
 本書は、幕末に来日したブレンワルドの残した16年間に及ぶ膨大な日記を横浜開港資料館の研究会が解読・分析した成果をまとめたもの。

 構成は第1部がエピソードで構成し、第2部は日記の抄訳。通商条約を締結をめざしたスイス使節団からの幕府への贈り物、生麦事件など外国人襲撃が相次ぐ中での幕府との条約交渉、横浜居留地の人間模様、外資系商社の活動ぶり、慶応の大火、富士山登山の様子など知られざる史実をまとめた。日本最古の外資系商社の記録として産業史、経済史的に貴重な記録となっている。

内容説明

激動の幕末期に来日したシイベル・ブレンワルド社(現在のスイス商社DKSHのルーツ)の創業者が残した貴重な日記を専門家が解説。歴史的写真を収録。

目次

第1部 幕末・明治のスイスと日本(日本とスイスの通商条約の過程で;日本に向かう旅程で;居留地での暮らし;スイス人と日本の近代産業;さまざまな事件の中で)
第2部 カスパー・ブレンワルドの日記から(シンガポール滞在中の日記(一八六三年二月一日~一六日)
中国各地で記された日記(一八六三年三月六日~一九日)
使節団の来日(一八六三年四月一六日~二二日)
エンペラー号について記した日記(一八六三年五月三一日~六月四日)
横浜での消防ポンプ実験(一八六三年八月二四日~二六日) ほか)

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