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コーポレートガバナンス・コードの実践

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  • サイズ B6判/ページ数 512p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822250867
  • NDC分類 335
  • Cコード C0034

出版社内容情報

2015年6月1日施行!
数合わせやひな型的対応では意味がない。
「攻めのガバナンス」で持続的な成長へ
[上場企業の役員・取締役必読!]


上場企業を対象にした企業統治指針として、2015年6月1日に施行される「コーポレートガバナンス・コード」の基本的な知識と実務対応のポイントを、対談形式でわかりやすく解説します。最先端企業のIR(インベスター・リレーションズ)担当者、国内外の代表的な機関投資家、企業法務の第一人者など、コーポレートガバナンスの実務に精通したプロフェッショナルの生の声を収録しました。ガバナンス・コードの施行を受け、上場企業各社の経営陣は、自社のコーポレートガバナンスのあり方をどのように見直し、中長期的な企業価値向上を達成するために、どのような取り組みに着手すべきなのか――。「攻めのガバナンス」を実践するための知見とヒントが満載の1冊です。

序章■コーポレートガバナンス・コードとは何か
第1章■ESGの視点から企業価値創造プロセスを示す
第2章■「攻めのガバナンス」を実現する経営陣・取締役会の役割
第3章■建設的対話を企業価値向上に活かす工夫・取り組み
第4章■ガバナンス・コードを活かした攻めの統合報告
付録■コーポレートガバナンス・コード&スチュワードシップ・コード(日本語版+英語版)収録

【著者紹介】
弁護士、西村あさひ法律事務所パートナー。1991 年弁護士登録。1997年NY 州弁護士登録。東京大学法学部、米国ハーバード・ロー・スクール(LL.M. 取得)、英国オックスフォード大学経営学修士(MBA)各卒。上場会社の企業法務を中心に案件を取り扱う実務家。金融庁「コーポレートガバナンス・コードの策定に関する有識者会議」メンバー、経済産業省「コーポレート・ガバナンス・システムの在り方に関する研究会」「持続的成長に向けた企業と投資家の対話促進研究会」各委員、東京証券取引所「上場制度整備懇談会」委員などを務める。主な著書(共著含む)に『企業法制改革論?U-コーポレートガバナンス編』(中央経済社)、『役員報酬改革論』(商事法務)など。

内容説明

2015年6月1日施行!数合わせやひな型的対応では意味がない。「攻めのガバナンス」で持続的な成長へ。

目次

序章 コーポレートガバナンス・コードとは何か(ガバナンス・コードの施行;原則主義(comply or explain)を踏まえた「工夫」の重要性 ほか)
第1章 ESGの視点から企業価値創造プロセスを示す(成長戦略の一環としてのガバナンス・コード(企業統治指針)の策定
プリンシプルベースを踏まえた「工夫」の重要性 ほか)
第2章 「攻めのガバナンス」を実現する経営陣・取締役会の役割―持続的成長につながる資本生産性向上の観点から(一連の取り組みに対する長期投資家からの期待;パッシブ運用とアクティブ運用との役割分担 ほか)
第3章 建設的対話を企業価値向上に活かす工夫・取り組み(ガバナンス・コードへの対応にはIR目線も重要;「企業価値経営」を掲げ経営改革と資本政策を実行する経営計画へ ほか)
第4章 ガバナンス・コードを活かした攻めの統合報告(長期目線のバイサイド・アナリストの観点から;長期投資家といえるタイムホライズンとは何か ほか)

著者等紹介

武井一浩[タケイカズヒロ]
弁護士、西村あさひ法律事務所パートナー。1991年弁護士登録。1997年NY州弁護士登録。東京大学法学部、米国ハーバード・ロー・スクール(LL.M.取得)、英国オックスフォード大学経営学修士(MBA)各卒。上場会社の企業法務を中心に案件を取り扱う実務家。金融庁「コーポレートガバナンス・コードの策定に関する有識者会議」メンバー、経済産業省「コーポレート・ガバナンス・システムの在り方に関する研究会」「持続的成長に向けた企業と投資家の対話促進研究会」各委員、東京証券取引所「上場制度整備懇談会」委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

著者の生き様を学ぶ庵さん

27
お仕事本。数合わせや雛型的対応でない攻めのガバナンスに向けたガバナンスコードの教科書。スチュアードシップコード(投資家と建設的に対話せよ)、ガバナンスコード(遵守せよ、さもなくば説明せよ)の精神は、教科書として理解できるものの、株式を扱う実務者はどうしても教条主義・原理主義の訓詁学者か、他社事例検索学者になりがちであり、両コードの精神は疎かになる。まずはエッセンスの体得に努めます(訓詁学から離れよう。自戒を込めて)。2016/04/24

Ken-Ken

2
資本所有者と経営受託者が信頼関係を結んでひと儲けしてやろうと企てるのが株式会社の原理であるが、資本主義が発達した現代において両者の関係は対立、支配、監視というネガティブなイメージで理解されてきた。激化するグローバル競争を自国の企業が勝ち抜いていけるよう、建設的な対話を通して株主と経営者の信頼関係を再構築し、経営の正統性を高めて、健全な企業家精神を発揮できる環境を整える。成長戦略としてのコーポレートガバナンス・コードの目指すところを理解できた。2015/10/05

Hiroo Shimoda

2
対談形式で分かりやすく、説明の仕方として参考になる部分も多い。もう少し薄ければ持って歩いて使いたかった。2015/06/20

はっちゃん

1
上場会社に適用となったガバナンス・コードについて海外の事例を含めて紹介。 企業におけるESG(環境、社会、統治)の三要素との係わり方の重要性を再認識させられましたが、特にこころに響いたのはデンマークの製薬会社ノヴォノルディスクのステークホルダーとの関わりや経営理念についての紹介。 ステークホルダーについては上場企業でなくても、すべての形態の法人に関連することであるので、考察していきたいところです。2016/11/27

kanaoka 56

1
直球ど真ん中の議論で読んでいて大変気持ちの良い本です。インベストメント・チェーンを荷う機関投資家、上場企業経営者の受託責任を踏まえた、日本の資本主義の成熟を願うばかりである。ガバナンス・コードは、上場企業におけるステークホルダーとの関係を形作る基礎的な仕組み、基本原則であり、トップマネジメントに関わるのであれば、本レベルのことについての認識は必須として持っていて欲しい。社会の公器としてマーケット(資本市場)にも真摯に向き合って欲しいと思う。2015/07/02

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