ハーバードはなぜ仕事術を教えないのか

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822250713
  • NDC分類 159
  • Cコード C2034

出版社内容情報

「スキルを身につけるのは、自分の志を達成するためです。スキルアップそのものが目標になってはいけないのです」
ハーバード大学経営大学院(ハーバードビジネススクール)のロバート・スティーブン・カプラン教授はこう言います。事実、ハーバードではいわゆる“仕事術”を一切、教えません。「プレゼンテーション資料のフォントはそろえる」「メールの文章は簡潔に」「会議ではホワイトボードの前に立つ」――。こうしたスキルをどこまで極めても、ハーバードが育てようとする「一流のリーダー」にはなれないからです。

 では、ハーバードでは何を教えているのか、一流のリーダーに本当に必要なものは何なのか。その答えを120のルールにまとめ、明日から実践できる、具体的な手引きとして解説するのが本書です。例えば、「プレゼンテーション資料のフォントはそろえる」は、ハーバードでは「プレゼンされる側の立場に立って、何が知りたいか、どんな資料だったらわかりやすいかを考え、資料を作成せよ」と教えます。つまり、「なぜリーダーはそういう行動をとるべきなのか」と、行動の理由の部分に力点を置いて、リーダー教育を施すのがハーバードなのです。

 120のルールは、「お金」「人間関係」「コミュニケーション」「思考」「失敗」「習慣」「人生」の7つの切り口で紹介します。一つひとつのルールは、著者が教授陣を徹底取材し、著書、論文なども参考にしながら、抽出したものです。「人生も仕事も、もうワンランク上を目指したい」と願うビジネスパーソンにとって、格好のブレークスルーとなるはずです。

〈本書で紹介する「一流になるためのルール」〉
寄付をする、貯金する、弱みをさらけ出す、完璧主義を手放す、0を1にする、資料づくりに夢中にならない、自分の国に誇りを持つ、シンプルに考える、失敗を語る、不運だったと考える、不要なものを買わない、病気の話をしない、ネット禁止の時間をつくる、野心を抱く、本を読む、親を誇りに思う、部下の手柄を横取りしない、社内政治に参加する、人の名前を覚える、「ありがとう」「光栄です」と言う、小さく賭け続ける、本流から外れる、批評家にならない…

【著者紹介】
1970年兵庫県生まれ。1992年東京大学教養学部卒業後、NHK入局。2001年米コロンビア大学経営大学院卒業(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、外資系テレビ局を経て、2012年作家/コンサルタントとして独立。『世界最高MBAの授業』(東洋経済新報社)『世界のエリートの「失敗力」』(PHPビジネス新書)など著書多数。2004年よりコロンビア大学経営大学院の面接官。近年はテレビのコメンテーターも務めている。Http://www.satochie.com

内容説明

仕事術を卒業すれば、人生が変わる。トップ1%だけが知っている一流になるための120のルール。

目次

第1章 お金(お金のために働かない;特典のために出世を目指さない;付加価値を与える ほか)
第2章 人間関係(人を思いやる;ワンランク上んも仕事を任せる;自分を犠牲にする ほか)
第3章 コミュニケーション(助言を求める;わからないことは質問する;弱みをさらけ出す ほか)
第4章 思考(過去の成功を捨てる;「前例がないから」と言わない;大きく考える ほか)
第5章 失敗(自分の国に誇りを持つ;イデオロギーに洗脳されない;デザインシンキングをする ほか)
第6章 習慣(コミュニティーに貢献する;若者から学ぶ;自分から人に会いに行く ほか)
第7章 人生(病気の話をしない;歴史から学ぶ;捨てる勇気を持つ ほか)

著者等紹介

佐藤智恵[サトウチエ]
1970年兵庫県生まれ。1992年東京大学教養学部卒業後、NHK入局。2001年米コロンビア大学経営大学院卒業(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、外資系テレビ局を経て、2012年作家/コンサルタントとして独立。2004年よりコロンビア大学経営大学院の面接官。近年はテレビのコメンテーターも務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎

16
2015年 夏に読了🍍2022/09/15

Takateru Imazu

3
ハーバードはなぜ仕事術を教えないのか 2015/4/17 著:佐藤智恵 リーダーを目指す人に向けて、世界最高の教育を施しているのがハーバード大学経営大学院。ハーバードでも一切、仕事術は教えない。徹底的に叩き込むのが、リーダーとしての思考様式と行動様式である。 特に「なぜ、リーダーはそういう行動をとらなくてはならないか」、その理由の部分を強調して教えている。「なぜ」に納得すれば自分から行動できるようになるからである。 本書の構成は以下の7章から成る。 ①お金 ②人間関係 ③コ 2018/03/08

アンドエヴァー

3
読んでいて区切りやすいのでいつのまにか読み終わっていた。ありきたりな実用書ですが読むのが好きなので苦ではなかった。うなずきながら読んだ。2015/05/16

海苔巻おにぎり

2
「80点のものを100点にすることに使う1時間と、ゼロから80点のものを生み出す1時間。どちらが世の中に役立つでしょうか。」 この問いには考えさせられるものがある。働き方改革って本当はこういうところに食い込んでいかないといけないのではないのかと思った。時間は有限だから。 2017/10/23

おそばやさん

2
2016年81冊目読了。ハーバードでは、リーダーシップについて教えている。2016/07/18

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