出版社内容情報
「スキルを身につけるのは、自分の志を達成するためです。スキルアップそのものが目標になってはいけないのです」
ハーバード大学経営大学院(ハーバードビジネススクール)のロバート・スティーブン・カプラン教授はこう言います。事実、ハーバードではいわゆる“仕事術”を一切、教えません。「プレゼンテーション資料のフォントはそろえる」「メールの文章は簡潔に」「会議ではホワイトボードの前に立つ」――。こうしたスキルをどこまで極めても、ハーバードが育てようとする「一流のリーダー」にはなれないからです。
では、ハーバードでは何を教えているのか、一流のリーダーに本当に必要なものは何なのか。その答えを120のルールにまとめ、明日から実践できる、具体的な手引きとして解説するのが本書です。例えば、「プレゼンテーション資料のフォントはそろえる」は、ハーバードでは「プレゼンされる側の立場に立って、何が知りたいか、どんな資料だったらわかりやすいかを考え、資料を作成せよ」と教えます。つまり、「なぜリーダーはそういう行動をとるべきなのか」と、行動の理由の部分に力点を置いて、リーダー教育を施すのがハーバードなのです。
120のルールは、「お金」「人間関係」「コミュニケーション」「思考」「失敗」「習慣」「人生」の7つの切り口で紹介します。一つひとつのルールは、著者が教授陣を徹底取材し、著書、論文なども参考にしながら、抽出したものです。「人生も仕事も、もうワンランク上を目指したい」と願うビジネスパーソンにとって、格好のブレークスルーとなるはずです。
〈本書で紹介する「一流になるためのルール」〉
寄付をする、貯金する、弱みをさらけ出す、完璧主義を手放す、0を1にする、資料づくりに夢中にならない、自分の国に誇りを持つ、シンプルに考える、失敗を語る、不運だったと考える、不要なものを買わない、病気の話をしない、ネット禁止の時間をつくる、野心を抱く、本を読む、親を誇りに思う、部下の手柄を横取りしない、社内政治に参加する、人の名前を覚える、「ありがとう」「光栄です」と言う、小さく賭け続ける、本流から外れる、批評家にならない…
【著者紹介】
1970年兵庫県生まれ。1992年東京大学教養学部卒業後、NHK入局。2001年米コロンビア大学経営大学院卒業(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、外資系テレビ局を経て、2012年作家/コンサルタントとして独立。『世界最高MBAの授業』(東洋経済新報社)『世界のエリートの「失敗力」』(PHPビジネス新書)など著書多数。2004年よりコロンビア大学経営大学院の面接官。近年はテレビのコメンテーターも務めている。Http://www.satochie.com
内容説明
仕事術を卒業すれば、人生が変わる。トップ1%だけが知っている一流になるための120のルール。
目次
第1章 お金(お金のために働かない;特典のために出世を目指さない;付加価値を与える ほか)
第2章 人間関係(人を思いやる;ワンランク上んも仕事を任せる;自分を犠牲にする ほか)
第3章 コミュニケーション(助言を求める;わからないことは質問する;弱みをさらけ出す ほか)
第4章 思考(過去の成功を捨てる;「前例がないから」と言わない;大きく考える ほか)
第5章 失敗(自分の国に誇りを持つ;イデオロギーに洗脳されない;デザインシンキングをする ほか)
第6章 習慣(コミュニティーに貢献する;若者から学ぶ;自分から人に会いに行く ほか)
第7章 人生(病気の話をしない;歴史から学ぶ;捨てる勇気を持つ ほか)
著者等紹介
佐藤智恵[サトウチエ]
1970年兵庫県生まれ。1992年東京大学教養学部卒業後、NHK入局。2001年米コロンビア大学経営大学院卒業(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、外資系テレビ局を経て、2012年作家/コンサルタントとして独立。2004年よりコロンビア大学経営大学院の面接官。近年はテレビのコメンテーターも務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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