やさしい政治家―早稲田出身国会議員54人の研究

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822250546
  • NDC分類 314.18
  • Cコード C0031

出版社内容情報

自民党国会議員54人全員にインタビュー、政治を志した動機、夢を明らかにした政治ノンフィクション。

石橋湛山、竹下登、海部俊樹、小渕恵三、森喜朗という戦後の総理大臣の共通点は、早稲田大学出身者であることだ。
現在、大学院も含めた早稲田大学出身の国会議員は、衆参あわせて54人。
安倍改造内閣には、岸田文雄外務大臣。下村博文文部科学大臣の2人が早稲田OB。自民党政調会長の稲田朋美衆院議員、旧田中派の流れを汲む額賀派を率いる額賀福士郎衆院議員、官房副長官の世耕弘成参院議員も早稲田OBだ。彼らは、政権をしっかり支えている。

東大、京大の官立大学出身政治家と対照的に、早稲田OBは庶民・有権者との距離が近いとされた。その特色は、小選挙区制の下でも生きているのだろうか。
新聞社で長年取材してきたジャーナリストが、早稲田OB54人全員を集中的に取材し、その特徴を明らかにした。
54人は年齢も経歴もさまざまだが、共通するのは「やさしさ」「普通」。以前の政治家がもっていた猛々しさ、権力臭は感じられず、普通の市民の感覚の人ばかりだった。
早稲田出身といえば、雄弁会が主要なルートであったが、公募を経て選ばれた起業家、サラリーマン、主婦などが顔をそろえている。そうした普通の政治家の生活と意見――。

第1章 政治はチカラ、変貌する派閥(下村博文、岸田文雄、衛藤征志郎、額賀福志郎、山本有二) 
第2章 女のチカラ(稲田朋美、西川京子) 
第3章 訴えるチカラ(渡海紀三郎、岩屋毅、世耕弘成、鴻池祥肇、柳本卓治)
第4章 地方の目、中央の目(鈴木俊一、土屋正忠、國場幸之助ほか) 
第5章 赤ジュウタンを踏むまで(中山泰秀、青木一彦、金子恵美、三宅伸吾ほか)

【著者紹介】
ジャーナリスト。1952年早稲田大学文学部卒業。読売新聞入社。ソウル支局長、解説部編集委員などを経てフリー。

内容説明

大隈重信、中野正剛、石橋湛山、浅沼稲次郎、竹下登、海部俊樹、小渕恵三、森喜朗…その系譜を受け継ぐ現職54人の素顔をベテランジャーナリストが描く。

目次

第1章 政治のチカラ、変貌する派閥(下村博文;岸田文雄 ほか)
第2章 女のチカラ(稲田朋美;西川京子)
第3章 訴えるチカラ(渡海紀三朗;岩屋毅 ほか)
第4章 地方の目、中央の目(鈴木俊一;亀岡偉民 ほか)
第5章 赤ジュウタンを踏むまで(中山泰秀;高鳥修一 ほか)

著者等紹介

宇惠一郎[ウエイチロウ]
1953年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、商社勤務を経て読売新聞東京本社入社。地方部、社会部、国際部記者、編集委員を経験。この間、二度のソウル支局長。2012年に退職後、フリーとして活動。1997年に北朝鮮評論活動で、韓国の第1回サムスン言論賞(海外部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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tacacuro

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「自民党」「早稲田」つながりの54人の先生方の素顔にせまる。政策よりも生い立ち、遍歴に着目。幼少期の体験や家庭環境が、政策面でのライフワーク(〇〇族)につながっていることが多いのがよくわかる。2015/06/25

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