著者等紹介
塚本青史[ツカモトセイシ]
1949年岡山県倉敷市生まれ。同志社大学卒業後、印刷会社に勤務。イラストレーターとしても活躍。2012年、『煬帝』(日本経済新聞出版社)で第1回歴史時代作家クラブ「作品賞」受賞。日本作家クラブ理事。父で歌人の塚本邦雄が創刊した歌誌「玲瓏」発行人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ren5000
21
三国志のスターたちが去ってからのお話はあまり知らなかったので興味深く読みました。しかし英傑がいなくなるとこうも国が乱れるかというぐらいなめちゃくちゃ具合に笑ってしまった。結局三国はなくなっちゃうしね。それと中国の思想というか裏切りや讒言に対する考え方は日本人とは全く違うということを再認識しました。2018/01/10
サチオ
12
下巻も渋いチョイスが盛り沢山で、蜀を落とした中での混乱、晋の統一に至る所までがっつり。そしていずれも描かれているのが、権力に取り付かれた人間達。人間とは恐ろしい生き物だ。繰り返される歴史からしっかり学ぶべきを学ばねば。2014/03/07
そうたそ
8
★★★☆☆ 感想は上巻にて。2014/03/28
R
7
上巻に続いて、三国鼎立から晋勃興までを人物で描いた内容でした。下巻は、小説的な要素が増えたかのような印象で、呉の滅亡の裏に蜀と南蛮との間に存在した密約がといった面白い展開もあり、あまり知らない三国志の後半を楽しんで読むことができました。特に五丈原以降については、三国志の勉強になると思うような内容で、どうやって三国が晋にとって変わられたかが、次々と成功しては失脚していく英雄たちとともに描かれていて大変面白かったです。ただ、全体的に誤字、誤用が多いのが残念でした。2014/08/04
CCC
3
最初から最後まで同じ調子だった。テーマはともかく、一見変わった事を書いているようで、さほど斬新な見方はなかったように感じた。同作者の『呂布』『仲達』が既読だったから、そう感じたのかもしれない。鍾会の解釈が一番意外だった。2014/10/24
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