グロースハッカー―会社もサービスも劇的に成長させるものの売り方、つくり方

ホリデイ，ライアン【著】〈Ｈｏｌｉｄａｙ，Ｒｙａｎ〉/佐藤 由紀子【訳】/加藤 恭輔【解説】

日経ＢＰ（2013/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 137p／高さ 19cm
• 商品コード 9784822249939
• NDC分類 675
• Cコード C0034

内容説明

フェイスブック、ツイッター―世界を変えた会社には「グロースハッカー」と呼ばれる人たちがいる！たった数年で数千万、数億ユーザーをつかみとるシリコンバレーの華麗で地道な「リーン・スタートアップ」的手法を紹介。

目次

１　まずは人が欲しがるものを作れ
２　自分なりのグロースハックを探して
３　クチコミを巻き起こせ
４　つかんだユーザーを手放すな
最後に　私自身のグロースハック―学びから実践へ

著者等紹介

ホリデイ，ライアン［ホリデイ，ライアン］ ［Ｈｏｌｉｄａｙ，Ｒｙａｎ］
メディア戦略家。１９歳で大学を中退した後、多数のベストセラー作家、企業、人気ミュージシャンのアドバイザーを務める。現在はアメリカン・アパレルのマーケティングディレクター

佐藤由紀子［サトウユキコ］
翻訳者。上智大学外国語学部ロシア語学科卒。ＩＴ系出版社で書籍編集に従事した後、２００４年にアイティメディア株式会社に入社し、海外ニュースを担当する。２００９年の退社後も毎日記事を発信中

加藤恭輔［カトウキョウスケ］
２００６年に一橋大学商学部経営学科を卒業。翌年公認会計士試験に合格し、優成監査法人に入所。公開会社、公開準備会社の会計監査業務に従事。２０１０年に公認会計士登録（２０１３年に業務廃止）後、同法人を退職しクックパッド株式会社に入社。経営企画室、経営会議室にてＩＲ、事業推進、経営会議運営等を担当後、２０１２年よりプレミアムサービスの事業を統括、プレミアム会員事業部長（現任）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[えちぜんや よーた]

本文を読むよりも「解説」で登場するクックパッドのグロースハック事例の方が分かりやすかった。"大事なのは、数字を測定する基盤を作り、仮説を立て、検証可能な施策のアイデアをたくさん出し、どんどん実施して検証していくことにある"（加藤恭輔プレミアム会員事業部長）。

2014/02/12

[飯田健雄]

私見ですが、近代史において日本人が「昨日の世界」を痛感した時代が3つあると思います。一つ目は、幕府から明治政府（1867年⇒1868年・明治維新）、二つ目は、閨閥・軍閥・地方閥の明治憲法の崩壊（1944年⇒1945年）そして、三つ目は世界史に残るであろうグローバル下のコロナ禍です。その中で、デジタルトランスフォーメーション(DX)の時代(2019年⇒2020年）が突然現れました。このグロースハッカーはDXを10年前に先取りした本と了解しています。経営学の良著は私を未来に投げ込む夢を与えてくれます。

2020/09/19

[赤星琢哉]

面白い！本編も面白いですが、あとがきのクックパッド、Zaimの話もとても面白いです。大切なのはサービスへの愛だと思う。そしてとにかく頭を使って考えて、実行して、修正していくことが大事！

2013/12/17

[マガリ]

グロースハッカーは、無から何かを生み出し、それを短期間で急拡大させる。従来のマーケッターとは若干異なる。マーケティングの本質は「顧客が誰で、どこにいるか」、人が欲しがるものを作ることが大前提となる。ＰＭＦ（顧客ととサービスの完全なシンクロ）を目指し、特定のユーザーと適切な改善を進める。それ故に低コストで特定のユーザーへ訴求したＰＲ活動が鍵となる。意図的にクチコミを生むには、良い製品・サービスに高め、広告まで昇華さればよい。つかんだユーザーを定着させることが何より大切と感じた。2013年12月刊行★★★★★

2014/06/03

[Thinking_sketch_book]

★★★★☆ 良かった。簡潔だけど面白い。スタートアップでしかアーリーアダプタの概念などは使いづらいのかと思ったが本などでも応用できることハッとした。自分が知らず知らずのうちに作っている壁を感じた

2014/01/21