日本一を目指す物流会社のすごい社員勉強会

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日本一を目指す物流会社のすごい社員勉強会

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822249526
  • NDC分類 675.4
  • Cコード C0034

内容説明

毎日の収支を「勝ち」「負け」で追いかけ、今日、問題を見つけたら、明日、手を打つ。コスト管理の王道を行く。

目次

第1章 日々収支―毎日の収支を「勝ち」「負け」で追いかける(生産性が勝手に向上していく;数字と一緒に育ってきた ほか)
第2章 全員参加―知恵を集めるために知恵を使う(パートさんにすべての作業を覚えてもらいたいが、どうしてもできない人がいる;暇なときに時間をかけて教えていく ほか)
第3章 コミュニケーション―聞くことから始める(教わる立場から、教える立場に変わって、コミュニケーションが不足している;あそこのセンターのパートさんは優秀だから、社員なしで回るんじゃないか? ほか)
第4章 チームワーク―本社部門でも現場力を磨く(問い合わせにすぐ答えられるように全員参加の総務を目指している;あなたたちには、本当に頭が下がる ほか)
第5章 社員勉強会のまとめ―どこに行っても通用する自分の財産にする(どうしてハマキョウレックスは成長できるのか?;目標を紙に書いて机の上に張ってください)

著者等紹介

大須賀正孝[オオスカマサタカ]
1941年生まれ。中学校卒業で働き始め、職を転々とした後、1971年浜松協同運送(現・ハマキョウレックス)を設立。トラック1台からスタートして、2年でトラック20台近い運送会社に成長したが、石油ショックで大口取引先が倒産し、経営危機に陥る。これを機に、毎日、収支をもれなく把握する「日々収支」を開始し、コスト管理を徹底。1993年に大手スーパーの物流センター業務を受注し、サードパーティーロジスティクス(3PL)事業に乗り出す。現場のパートさんが交代で班長を務める「日替わり班長制度」、物量に応じてパートさんが人員を調整する「アコーディオン方式」などの手法を編み出し、収益力を強化。2001年に東証2部、2003年に東証1部に上場。2007年から代表取締役会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

16
オイルショックでの取引先の破綻に引っ張られて資金繰りに苦しんだ結果、いかにこれまでの仕事がどんぶり勘定であったかを反省し、無駄の改善として編み出した日々生産性の向上と無駄取りを全員参加で、良好なコミュニケーションを取ることで現場力を高め、パートさんと従業員の協働やフレキシブルな時間管理などにより、人件費の最適調整(アコーディオン方式という仕事が少なければ一時間早く仕事を終えたり、急な仕事量の増加があれば緊急の出社をお願いする代わりに、短時間勤務等パートさんの働きやすい環境準備も欠かさない)を実施している。2017/01/15

復活!! あくびちゃん!

3
まず、この著者自らが勉強会に参加し、徹底的にコストについて語っている点が素晴らしい。また、かなり現実的な対処方法を指摘していることも、現場主義のオーナーだろうことを想像させる。個人的に興味を持ったことは、パートをかなり機動的に勤怠管理している点。普通は、あれほど自由自在に勤怠はできないハズ。もっと詳しい秘密を知りたくなる内容でした。2013/06/11

芸術家くーまん843

3
『すごい社員勉強会』大須賀正孝・著 日経BP社16年連続増収増益、営業利益率10%超の物流会社、ハマキョウレックスの社員勉強会を紹介した一冊。本当に実績の上がっている会社は、社員のコスト意識、利益への執念が違うものですが、本書は、同社が社員にコスト意識を持たせるため、伝えている内容を本にしたもの。単なる教訓にとどまらず、収支日計表のつけ方、生産性管理の計算例など、業績を上げるための具体的方法が示されており、まさに生の勉強会を本にしたもの。理屈だけの本は山ほどありますが、やはりここまで生々しい数字に落とし込2013/05/02

tkokon

2
【自問する】快進撃を続ける物流会社の社員勉強会。ポイントは「日々収支」。損益計算書を作って赤字・黒字を把握する、というのはどの会社もやっているが、この会社がすごいのはそれを毎日やること。本書ではその方法を具体的に知ることができた。実際には統一のフォーマットはなく、やり方は各センターに任せている。簡単にできるところから始めればよいのだ。毎日の仕事に「○×」をつける事が大事なのだ。自分は、自分の仕事・チームの仕事に毎日○×をつけているだろうか。反省・・・(Kindle)2013/09/08

あんし

2
本書では「日本一の物流会社」になるための課題を「社内」に求めています。『現場の本音は数字に出るが、数字だけ見ている人には(現場の本音が)分からない』とあります。「全員参加」の意義は、会社のビジョンを社員全員が共有することで、問題解決や改善の意識を喚起する事にあると思いました。 2013/07/12

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