リーン・スタートアップ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす

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リーン・スタートアップ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす

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  • サイズ B6判/ページ数 406p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822248970
  • NDC分類 673
  • Cコード C0034

出版社内容情報

内容紹介

リーン・スタートップとは、新しい製品やサービスを開発する際に、作り手の思い込みによって
顧客にとって価値のないものを作ってしまうことに伴う、時間、労力、資源、情熱のムダをなくし、
時代が求める製品・サービスを、より早く生みだし続けるための方法論です。

■新しいことを始めたい人すべてが起業家
著者自身が、起業で失敗を重ねる過程で得た考え方ですが、それは会社を興す人にかぎらず、
企業や組織のなかであっても新しい事業を始めようとする人にも役立ちます。本書のなかでも、
「タートアップとは、不確実な状態で新しい製品やサービスを創り出さなければならない人的組織
であり、そこで働く人は皆アントレプレナー(起業家)である」と語っています。


■「構築―計測―学習」のフィードバックループ
リーン・スターアップは具体的には、「構築―計測―学習」のフィードバックループを通して、まず
要となる仮説に基づいて実用最小限の製品(MVP)をすぐに作って、実際に顧客に使ってもらった
実験結果から、成長につながる価値を学ぶ(検証による学び)という工程をくり返します。
その中で、仮説に対して結果が違ったら、そのまま進むか、あるいは方向転換(ピボット)するかを
選びます。その判断基準も、いっときの成果ではなく、事業として継続できるかどうかを見る、
著者ならではの鋭い指摘が示されています。

■リーン・スタートアップの本質は、不確実で先が読めない時代への挑戦
本書の中でたびたび登場する言葉が「不確実な状況」であり「価値」です。著者はロケットの発射
のように綿密な計画を立て、わずかでも仮説が間違っていたために悲惨な結果を招くよりも、
自動車の運転のように状況に応じで進路を変えながら進んでいく操縦法が起業においては
重要であると説きます。先の見えない不確実ないまの時代、失敗をくり返さなければ
すばらしい新製品は開発できず、価値を正しく見極め、失敗をムダにしないためのアプローチが
リーン・スタートアップです。

著者について
エリック・リース(Eric Ries)
アントレプレナーとして「スタートアップの教訓(Startup Lessons Learned)」という
ブログを執筆。New Context社ゼネラルパートナー。彼にとって3社目の起業であるIMVUに
は、共同創業者として、また、CTO(最高技術責任者)として参画した。最近はビジネス
関連のイベントで講演することが多く、さまざまなスタートアップや大企業、ベンチャー
キャピタルに事業戦略や製品戦略のアドバイスを提供している。ハーバード・ビジネス・
スクールのアントレプレナー・イン・レジデンスでもある。

井口耕二(いのくち・こうじ)
1959年生まれ。東京大学工学部卒、米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。大手石油
会社勤務を経て、1998年に技術・実務翻訳者として独立。翻訳活動のかたわら、プロ翻訳
者の情報交換サイト、翻訳フォーラムを友人と共同で主宰するなど多方面で活躍している。
主な訳書に『スティーブ・ジョブズ I・II』(講談社)、『スティーブ・ジョブズ 驚異の
プレゼン――人々を惹きつける18の法則』(日経BP社)、『アップルを創った怪物―――
もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝』(ダイヤモンド社)などがある。

伊藤 穰一(いとう・じょういち)
MIT(米マサチューセッツ工科大学)メディアラボ所長。デジタルガレージ共同創業者で
取締役。Creative Commons会長。内閣官房IT戦略本部本部員、慶応義塾大学大学院メディア
デザイン研究科非常勤講師ほか、FireFox開発のMozilla Foundationをはじめとする
非営利団体のボードメンバーも務める。エンジェル投資家として、シリコンバレー地域を
中心に複数のインターネット事業への投資、事業育成にも携わり、これまでに Twitter、
Six Apart、Wikia、Flickr、Last.fm、Kickstarterなどの創業や事業展開を支援。2008年
ビジネスウィーク誌にて「ネット上で最も影響力のある世界の25人」に選出された。

内容説明

思い込みは捨てて、顧客から学ぼう!「構築‐計測‐学習」というフィードバックループを通して、顧客も製品・サービスも生みだし育てるシリコンバレー発、注目のマネジメント手法。

目次

第1部 ビジョン(スタート;定義;学び ほか)
第2部 舵取り(始動;構築・検証;計測 ほか)
第3部 スピードアップ(バッチサイズ;成長;順応 ほか)

著者等紹介

リース,エリック[リース,エリック][Ries,Eric]
アントレプレナーとして「スタートアップの教訓(Startup Lessons Learned)」というブログを執筆。New Context社ゼネラルパートナー。彼にとって3社目の起業であるIMVUには、共同創業者として、また、CTO(最高技術責任者)として参画した。最近はビジネス関連のイベントで講演することが多く、さまざまなスタートアップや大企業、ベンチャーキャピタルに事業戦略や製品戦略のアドバイスを提供している。ハーバード・ビジネス・スクールのアントレプレナー・イン・レジデンスでもある

井口耕二[イノクチコウジ]
1959年生まれ。東京大学工学部卒、米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。大手石油会社勤務を経て、1998年に技術・実務翻訳者として独立。翻訳活動のかたわら、プロ翻訳者の情報交換サイト、翻訳フォーラムを友人と共同で主宰するなど多方面で活躍している

伊藤穰一[イトウジョウイチ]
MIT(米マサチューセッツ工科大学)メディアラボ所長。デジタルガレージ共同創業者で取締役。Creative Commons会長。内閣官房IT戦略本部本部員、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科非常勤講師ほか、FireFox開発のMozilla Foundationをはじめとする非営利団体のボードメンバーも務める。エンジェル投資家として、シリコンバレー地域を中心に複数のインターネット事業への投資、事業育成にも携わり、これまでにTwitter、Six Apart、Wikia、Flickr、Last.fm、Kickstarterなどの有望ネットベンチャー企業の創業や事業展開を支援している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

62
仮説を立て、検証しながら、モノを生み出す。前進しながら常に検証。基準は、顧客ではなく戦略、根底に流れる「軸」。頭に浮かぶAgile。フィードバックループ、ピボット、あるいは5WHYSなど、考え方によっては目新しくないかもしれないが、腹落ちしやすい論旨。ふと考えさせられたのが、”無駄”やリスクの優先度付け。概念の精度を左右するため、(解は不要も)今一歩踏み込んだ議論が欲しかった気がする。敢えて付け加えると、記載事例は多彩だが、若干冗長的な印象。2019/06/17

vinlandmbit

55
有名なので知ってはいましたが、ここに来てやっと手に取り読了。最小限の実現可能な製品(MVP)については、本業でもよく使っていたのでやっとその始まりにたどり着いた気がしました。改めて気づきは多いです。2020/03/06

Miyoshi Hirotaka

48
「リーン」とは「ぜい肉がない健康体」という意味で、トヨタの生産技術を起業やソフト開発に応用しようとするもの。ところが、このルーツを辿るとわが国が誇った巨大戦艦製造に行き着く。緊迫した国際情勢を背景にした世界一への挑戦により、工期短縮、材料管理、量産技術でイノベーションが起きた。このノウハウは、戦時中の艦船増産だけでなく、戦後、造船、自動車、家電などの業界に伝播し、高度経済成長を支えた。生産大国日本を支えたオリジナルの考え方は、苦闘を伴って生み出されたのだ。目の前の課題や試練へのヒントは古典の中にある。2014/03/07

犬こ

22
とにかくやってみよう型の正しいと思うアントレプレナーは少しでも早く行動に入りたくてうずうずしており、戦略の分析に時間をかけたがらない。顧客と通り一遍の話をしただけで、すぐに開発を始めようとするのだ。しかし顧客は自分たちが何を望んでいるのかよくわかっていないものであるため、このようなやり方では正しい道に進んでいるという錯覚に陥るだけだ。φ(..)2016/12/31

shikada

20
スタートアップの目的は実験なのだ、と説く本。必要最小限の製品を作ってアーリーアダプターに評価してもらい、顧客が求める方向に方針を修正する。これをせずに開発を続けると、完成形ができたのに、誰もそれを欲しがらないという事態が起きる。2019/05/12

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