知はいかにして「再発明」されたか―アレクサンドリア図書館からインターネットまで

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  • サイズ B6判/ページ数 340p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822248253
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C3022

内容説明

図書館、修道院、大学、実験室、そしてグーグル…すべては知識を組織化するために生まれた。

目次

第1章 図書館―紀元前三世紀~西暦五世紀
第2章 修道院―一〇〇年~一一〇〇年
第3章 大学―一一〇〇年~一五〇〇年
第4章 文字の共和国―一五〇〇年~一八〇〇年
第5章 専門分野―一七〇〇年~一九〇〇年
第6章 実験室―一七七〇年~一九七〇年
結論 そしてインターネットへ

著者等紹介

マクニーリー,イアン・F.[マクニーリー,イアンF.][McNeely,Ian F.]
オレゴン大学歴史学部で歴史を教える。娘とともにユージンに住む。ハーバード大学のジュニアフェローでの研究をもとに『知はいかにして「再発明」されたか―アレクサンドリア図書館からインターネットまで』を執筆

ウルヴァートン,ライザ[ウルヴァートン,ライザ][Wolverton,Lisa]
オレゴン大学歴史学部で歴史を教える。娘とともにユージンに住む。ハーバード大学のジュニアフェローでの研究をもとに『知はいかにして「再発明」されたか―アレクサンドリア図書館からインターネットまで』を執筆

冨永星[トミナガホシ]
京都生まれ。京都大学理学部数理科学系を卒業。国立国会図書館司書、自由の森学園教員などを経て、現在は一般向け数学啓蒙書、児童文学などの翻訳、紹介に従事

長谷川一[ハセガワハジメ]
明治学院大学文学部准教授。1966年、名古屋生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得満期退学。専門はメディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nchiba

4
「知の再発明」というイメージと言うかインスピレーションはやっぱりインターネットがあって生まれたものなんだろう。その観点で歴史を紐解いてみれば要所要所に知のパラダイムシフトがあったということができると。そういうことが書かれた本だ。http://blog.nyaos.net/archives/57982011/12/21

Phycology

3
知の蓄積&伝達装置としてのさまざまな制度(図書館、修道院、大学、手紙、専門分野、実験科学)についての歴史を振り返る本。視点は新しく、面白い。インターネットについては2ページほどしか触れられていないこと、そして「ものすごい苦労してなんとかまとめた博士論文」感が否めない。ちょっと読みにくかったです。2011/01/02

takao

2
この本で1万年図書館プロジェクトについて触れられている。 http://www.longnow.org/ Stewart Brand : The Clock of the Long Now: Time and Responsibility 2021/03/11

かず

2
ギリシャでは、書くことは卑しい者がすることだった。知的な人は論じ、記載することは重きを置かれていなく、記載されるとしても口述筆記という形態をとった。2015/01/11

吉田 直道

2
知識がどのような枠組みをもって、現在まで変遷を繰り返してきたかが分かる本でした。この本を読むことで、知識というものは時代の枠組みによって、その形や印象がかなり変わるように思いました。今まで私自身が考えていた知識というものも現在でしか通用しないものだと考えると、知識というもの何を指すものだろうと考えさせられました。知識とはその制度や枠組みを指すのかもしれません(インターネットでは情報=知識と思われてしまうように)。何回も読むべき本だと思います。2014/10/06

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