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東急ハンズの秘密―“元祖”ロングテール

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822247256
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C0034

内容説明

モノが売れない今こそ、学ぶべきは(創業時の)ハンズ。元カリスマバイヤーが明かすニッチで儲ける商いの本質とは。

目次

1章 30年前からロングテール(店員は元・大工、元・機械工;パーツは自分たちで袋詰め ほか)
2章 1人のために仕入れる(「湯たんぽのゴム」も仕入れる;1万円の桧の風呂イスを売る ほか)
3章 店員の過剰な知識が店の個性(ヘリコプターを仕入れようとした男;職場は「学園祭のノリ」 ほか)
4章 人の「手」だからできる提案(石鹸がツルリとこぼれない皿を探す;ピンぼけしないストーリーのある陳列とは ほか)
5章 小売りの復活、ハンズの復活(ハンズはハンズであり続けているか;「提案」しなくなったら店は死ぬ ほか)

著者等紹介

和田けんじ[ワダケンジ]
消費者にちゃんとモノ売る研究所・主席研究員。1959年生まれ、愛媛県出身。愛媛県立南宇和高校を卒業後、三和銀行に入行。預金係、取引先係等として4年半勤務。その後、趣味である音楽の知識を生かすべくレコードチェーン店に入社し、1983年には大阪・千日前でロックとジャズの専門店を展開。「売れ線」を無視し、徹底した本物志向の硬派な店作りで外資系大型レコードストアに対抗。1991年、東急ハンズに入社。仕入れ販売員として家具・素材・内装材・バストイレ用品・収納用品・アウトドア用品等を担当。2007年に退社。サービス業と接客業で培った「言葉力」を武器に、執筆活動、講演活動を精力的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

10
閉店や売り場縮小が続く東急ハンズですが、全盛期のノウハウが書かれています。 店内をうろつくだけで知らない生活様式や見知らぬグッズを発見できるワクワクするお店は東急ハンズだけでしたね。2016/10/15

misaki

5
秘密、というより過去。2015/08/12

伝書鳩

3
星1つ。 アマゾンと類似していると感じましたが、イケアとも似ていますね。東急ハンズは、私にとっては、最近個性を感じなくなりましたが、筆者が言う素人臭さが無くなったのでしょうか。ワクワク感を感じないです。昔は、東急ハンズに行けば、何か面白いものがあると感じていましたが、今はあんまりそんな気持ちにならないですね。数回行ったら、もうイイかな、という気分です。 東急ハンズを理解するには面白い本でしたが、ハンズの理解というよりは、商品提案の心構えを諭した本でした。2013/08/03

シラヌイ

3
元祖ロングテールとはよく言った。売り場担当一人ひとりの「提案力」に掛かっている、と言い切っているのがキモチイイ。ハンズ店員は雑誌編集者に似ているのかも。が、著者が既にハンズを離れているせいか「昔のハンズは良かった」に終始してるのが残念。2009/05/28

Naota_t

2
#2137/★3.2/東急ハンズの「他者との違い」は理解できたが、それが「強み」なのかは疑問だった(その結果、2022年にカインズがハンズを買収)。「提案」で利益が取れるのか?在庫の効率化策は、従業員がお客様と話して感度を上げる以外は無策なのか?ひたすら仕入れ先を増やすことは非効率なのでは?と疑問が多かった。著者の思い出話ばかりでビジネスの話が見えてこない点も残念だった。その中でも「買い物をしたいと思えるお店」「商品に対して責任を持たせれば現場は変わる」「消費者と同じ目線で接客する」は学べる部分だった。2024/07/18

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