出版社内容情報
トヨタを中心としたリーン生産システムを解説した世界的なベストセラー・名著の改訂増補版。日本、米国、ドイツなどの大メーカーから中小メーカーの取り組みを詳述する。
内容説明
トヨタを中心にリーン生産システムを解説した名著の改訂増補版。
目次
第1部 リーンの原理(リーン思考とムダ;価値 ほか)
第2部 リーンへの飛躍―思考から行動へ(シンプルなケース;より難しいケース ほか)
第3部 リーン・エンタプライズ(流れには溝を、溝には谷を;完全性を夢見る)
第4部 エピローグ(リーン・シンキングの確実な発展;リーン革命の制度化)
著者等紹介
ウォーマック,ジェームズ・P.[ウォーマック,ジェームズP.][Womack,James P.]
リーン・エンタプライズ・インスティテュート会長
ジョーンズ,ダニエル・T.[ジョーンズ,ダニエルT.][Jones,Daniel T.]
英リーン・エンタプライズ・アカデミー会長
稲垣公夫[イナガキキミオ]
ジェイビルサーキット(米国本社)コーポレートアドバイザー兼ジェイビルサーキットジャパン取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Keikoh
1
①価値の定義=価値は最終的な顧客にしか定義できない。特定の価格で、特定の時間に顧客のニーズを満たす、特定の製品別に定義されなければ意味がない。②価値の流れ=問題解決業務、情報管理業務、物理的変換業務。③フロー=残った価値の流れを大きな流れ(フロー)にする。④プル=顧容が欲しいものを欲しい時に設計し、スケジュールし、作ることができるようになることで、顧客が企業から必要な時に必要な製品を「プル」できるようになる。⑤完全性=価値を創造するための手間、時間、空間、コストや失敗を減らすという活動には限りがない。2025/02/04
惰性人
0
トヨタ看板方式で有名なリーン生産方式のコンセプトを解説した本です。日本、アメリカ、ドイツの様々な実例が紹介され、導入にあたっての課題も具体的にあげられています。トヨタ生産方式の生みの親、大野氏の様子も生き生きと描写されていて面白く読めます。リーン生産方式を学ぶ人には必読でしょう。2012/10/19
snsk
0
フロー・平準化・プルなど、今どきの世の中に求められる製造業のあり方ってどういうこと?てのが、たんまり書いてある本です。最初のほうから読んでいくと結構苦痛かもしれないので、事例から読んで、あとで最初に戻ったほうがいいかも。2008/09/22
楓音
0
Leanは英語で、無駄のない、脂肪の少ない、痩せて引き締まった、 などの意味を表す単語。 そしてこの本は、企業でどのように無駄を減らすかを解説しています。 モデル企業としてはトヨタ自動車。 無駄を減らすための様々な工夫が書いてあるのですが、 今のところ僕にとても必要な情報ではなかった印象です(・_・; とりあえず、生活の中で何か無駄な動きをしていないか考えさせられました。2018/04/25