内容説明
アマゾン・ドット・コムと並ぶデータマイニングを使った成功企業アスクル。実データを用いて、そのメソッドを徹底解剖。
目次
第1部 基礎編(オープン型マーケティングの展開;購買代理業者としての流通業者;データベースによる顧客囲い込み;顧客囲い込みの条件)
第2部 手法編(データマイニングの基礎;データ解析の統計系手法;データマイニングのための機械学習系手法)
第3部 応用編(重要品目の識別;購買構造と顧客クラスター;マーケット・バスケットとトラフィック・ビルダー;ブランドスイッチの分析)
著者等紹介
池尾恭一[イケオキョウイチ]
慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授。1973年慶應義塾大学商学部卒業。慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程・博士課程などを経て、現在に至る。商学博士
井上哲浩[イノウエアキヒロ]
慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授。1987年関西学院大学商学部卒業。関西学院大学大学院商学研究科博士課程前期課程・後期課程、カリフォルニア大学ロサンゼルス校博士課程などを経て、現在に至る。経営学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ressenti-man
0
ネット通販という、大抵の人に馴染みのある業態を例に、データマイニングの各種の手法の説明をしてくれる。けどあまり丁寧ではないような。統計学などの基礎知識は必要かも。あと、SASベースっぽいけどその辺のツールの話もちゃんと分けて書かれていないので、ちょっと分かり難い。2013/04/09
horihorio
0
アスクルの事例を通じ、データの整形、データ解析技術による状況判断、仮説検証との一連の流れを概観する書籍。確かにアスクルのデータに基づいており、NDAもあるので、現実感が中途半端に留まっているきらいはあり。ただ、マイニングプロセスの各過程は、部分部分が詳細に、との書籍はあっても、それらを広く浅くとの書籍は、他には見かけない。本書はその意味で、有益ではないだろうか。2012/04/08
sue
0
各手法をどのように使っていけばいいのかが書かれていて良い感じだった。ただ、アスクルの実データを扱っているためか、データの種類が漠然としていて分かりづらいところも多々あり。2009/09/08
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