出版社内容情報
1967年総選挙の大分二区の選挙戦をフィールドリサーチした名著『代議士の誕生』で知られるアメリカ人社会学者が、45年にわたる日本との付き合いを日本語で書き下ろした。衆参ねじれ国会などでうろたえるな。与党も野党も、粘り強く国民に説明を尽くす「説得する政治」に努力すべき、と訴える。
内容説明
タテ社会の崩壊による日本人の「変化」とその変化についていけない日本政治の現状を厳しく、かつ優しく分析したアメリカ人学者の日本観察記。
目次
序章 初めての東京
第1章 知日派へ
第2章 代議士の誕生
第3章 日米交流
第4章 「失われた一〇年」は分水嶺
第5章 日本政治―どこから、どこへ
著者等紹介
カーティス,ジェラルド[カーティス,ジェラルド][Curtis,Gerald L.]
1940年ニューヨーク生まれ。1962年ニュー・メキシコ大学卒業。1964年コロンビア大学修士課程修了。1969年同大学博士号取得、1968年からコロンビア大学で教鞭をとり、現在コロンビア大学政治学教授、早稲田大学客員教授。1973年から91年まで、コロンビア大学東アジア研究所長を12年間務める。慶応大学、政策研究大学院大学、コレージュ・ド・フランス、シンガポール大学などの客員教授を歴任。中日・東京新聞の客員及びコラムニストのほか、新聞、テレビなど内外のマスコミで活躍。三極委員会委員、米外交評会委員、米日財団理事。大平正芳記念賞、中日新聞特別功労賞、国際交流基金賞を受賞、旭日重光章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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