出版社内容情報
ETF(イーティーエフ)は、これまでの投資信託とは一線を画し、株とまったく同じように、買いたいときに買えて、売りたいときに売れる。長期保有はもちろん、デイトレードなどの短期売買にも使えるのが魅力だ。信用取引を使えば、買い(ロング)はもちろん、カラ売り(ショート)にも対応。品揃えも、日経平均・業種別・外国株・金・債券と実に幅広い。しかも、10万円程度の資金で気軽に投資できて、手数料も安い。
すでに欧米では、個人投資家だけでなく機関投資家からも圧倒的な支持を集めているETFが、ようやく日本でも本格的に売買できるようになった。本書は、国際金融の実務を熟知し、個人投資家としての経験も豊富な著者が、ETFをフル活用して資産を積み上げるためのノウハウをわかりやすく解説する。
内容説明
「短期(デイトレード)」でも「長期(バイ&ホールド)」でも使える。「売り(ショート)」にも「買い(ロング)」にも対応。日本の個人投資家が待ち望んだ万能金融商品。ETFのすべてがわかる。
目次
第1章 ETF(上場投信)とは何か(なぜいま、ETFが注目されるのか?;ETFの仕組みと市場規模;ETFと投資信託の違い;パッシブ運用かアクティブ運用か;ETFが生まれた歴史的背景)
第2章 拡大する市場―21世紀はETFの時代(日本で上場されているETFと上場予定のETF;日本で販売されている海外ETF;世界の資産運用会社のETF戦略)
第3章 ETFの具体的な投資法(トレーディング;ドルコスト平均法;信用取引;リスク管理の重要性;ETFによる国際分散投資ポートフォリオ組成;必殺!ヒラメ戦術+ドルコスト平均法;ディフェンシブ・ポートフォリオの構築)
第4章 ETF投資とマクロ経済(マクロ経済動向の見方;主要な経済指標を知る;商品(コモディティOの価格動向もチェック)
第5章 ETF投資の心理学(メンタル・コントロールの重要性;投資成果は感情のコントロールで決まる;メンタル・リスクを回避せよ;投資家の性格別投資法;ETFは倒産しない)
著者等紹介
太田創[オオタツクル]
関西学院大学経済学部卒。1985年(昭和60年)三菱銀行入社。1990年より約10年間、ロンドン(イギリス)およびサンパウロ(ブラジル)で資金・為替・デリバティブ等の運用、投資信託の管理業務に携わる。2000年にアメリカのシティグループ(資金運用部門及びプライベートバンク部門)に移籍。その後、UBS証券(ウェルスマネジメント部門)を経て、現在はフィデリティ投信株式会社のインベストメント・マーケティング部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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