出版社内容情報
今明かされるテロ勢力との金融戦の内幕をはじめ、9.11以降に米国が主導したアフガン政策、イラクの金融安定化、世銀・IMF改革における、金融戦略の実相をその当事者が語る。
内容説明
世界を舞台にした米国の金融戦略の全貌。
目次
第1章 グローバルなテロとの戦い―テロ資産タスクフォース
第2章 アフガニスタンにおける経済復興
第3章 国際的な金融危機の連鎖
第4章 IMFの新ルールづくりの曲折―「集団行動条項」
第5章 世界銀行改革とアカウンタビリティ
第6章 イラク戦争前夜のトルコとの駆け引き
第7章 イラクにおける金融安定化計画の立案
第8章 イラクの金融の安定への実施プロセス
第9章 最重要な債務削減問題を交渉する
第10章 米国の為替相場外交―日本と中国
著者等紹介
テイラー,ジョン・B.[テイラー,ジョンB.][Taylor,John B.]
元米国財務省次官・国際担当、経済学者、専門は金融政策、国際金融論。プリンストン大卒、スタンフォード大で博士号取得、現在同大教授。中央銀行の利子率決定に関する「テイラールール」の考案者として知られる。2001年から2005年までブッシュ政権の国際担当財務次官を務め、9.11以降の米国の国際金融政策を取り仕切った。日本銀行金融研究所海外顧問の経験もある
中谷和男[ナカタニカズオ]
東京外国語大学卒業後NHKに入局。20年間外国特派員を務め、ヨーロッパ・アラブ・アフリカ総局長(パリ)を最後に退職、独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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