内容説明
守るも攻めるも、ルールが肝心、金融商品取引法の政省令に対応したTOB(公開買付け)ルールブック。実務上使い勝手の良い手引書とするべく、複雑な学術論は排し、実践的見地から今日の日本におけるTOB実務の概説を行い、先例がなく解釈も固まっていないと思われる論点については、簡潔明瞭に実務上の示唆を提示した。詳細な条文の引用と学術的な解説を、章末・節末の注記に盛り込んでいる。
目次
第1章 新しいTOB制度までの流れ
第2章 TOBの手続の流れ―友好的TOBと敵対的TOBの違い
第3章 TOB規制の発動要件
第4章 TOBの取引規制
第5章 TOBの開示規制
第6章 TOB規制違反の責任
第7章 発行者による公開買付け
第8章 TOBとインサイダー規制
著者等紹介
石井禎[イシイタダシ]
東京青山・青木法律事務所、ベーカー&マッケンジー外国法事務弁護士事務所(外国法共同事業)パートナー。上智大学法学部卒業、ワシントン大学法科大学院修了、法学修士取得。1988年弁護士登録(東京弁護士会)
関口智弘[セキグチノリヒロ]
東京青山・青木法律事務所、ベーカー&マッケンジー外国法事務弁護士事務所(外国法共同事業)パートナー。早稲田大学法学部卒業、ヴァージニア大学ロースクール修了、法学修士号(L‐L.M.)取得。1997年弁護士登録(東京弁護士会)、2004年ニューヨーク州弁護士登録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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