出版社内容情報
篠塚建次郎のラリー人生を振り返りながら、「サラリーマンでひとつの仕事を続けるすばらしさ」について語る。
内容説明
パリ・ダカールラリー総合優勝。パジェロ大ヒットと4WDの世界的ブームの立役者は、会社員ドライバーだったのです。サラリーマンだったから、世界一になれた。
目次
第1章 クルマとラリーと三菱自動車との出会い
第2章 サラリーマンドライバー人生、始まる
第3章 世界一のサラリーマン―パジェロとパリダカ
第4章 ラリードライバーが会社のブランドをつくる!
第5章 さらば三菱、さらばサラリーマン生活
第6章 サラリーマン生活から遠くはなれて
第7章 サラリーマンだったから、世界一になれた。
著者等紹介
篠塚建次郎[シノズカケンジロウ]
ラリードライバー。1948年東京都大田区生まれ。67年東海大学工学部入学後、1年生でラリーデビュー。大学在学中の70年、三菱自動車のファクトリードライバーとして参戦。71年三菱自動車販売(現・三菱自動車工業)に入社、71年72年と全日本ラリー選手権で2年連続シリーズチャンピオン獲得。その一方、出向先のディーラーでセールスマン勤務、整備会社でエンジニア勤務をこなす。75年海外ラリーにデビュー、76年世界ラリー選手権(WRC)のサファリ・ラリーで日本人初の6位入賞したものの、78年から85年まで三菱はラリー活動を休止。86年俳優の夏木陽介氏とパリ・ダカールラリーにパジェロで出場、翌87年には総合3位入賞し、篠塚とパジェロが全国区の人気に。以後、パリダカとWRC双方で活躍、91年92年WRCアイボリーコーストラリーで総合優勝、97年パリダカ総合優勝と、日本人ではじめての快挙を成し遂げる。2002年パリダカ総合3位を最後に三菱を退社、2003~05年まで日産チームからパリダカ参戦、2006年からは独立チームからパリダカ参戦。2007年も独立チームからパリダカ参戦予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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