出版社内容情報
『ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則』の補遺にあたる内容。
同書で分析した「偉大な存在となった企業の条件」は、営利企業だけではなく、さまざまなSocial Sector にまで押し広げて適用できるという内容。実際に例となっている社会的団体は、NASA,EPA、ニューヨーク市警、ボーイスカウト、ガールスカウト、大学、病院、赤十字、NPO、歌劇場からオーケストラに及ぶ。営利という範疇を超えて「偉大な組織」の条件となるのは、”discinpline”すなわち、規律と鍛錬と説く。それぞれ目的は異なるSocial Sectorに属する組織・団体に、ビジョナリーカンパニーで養った方法論を適用していくことで、『ビジョナリーカンパニー』『ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則』の内容の正しさを検証するとともに、偉大な組織とは利益を超えた存在であることを明らかにする。
内容説明
ドラッカーを継ぐ経営学の巨匠コリンズが「発見」した偉大な組織に飛躍する法則とは?全米で200万部のベストセラー『ビジョナリーカンパニー2』付属論文。医療、教育、役所、NPOのリーダー必読。
目次
偉大な組織への飛躍の法則と社会セクター―企業経営の手法を取り入れても答えにならない理由
第1節 「偉大さ」の定義―経営指標が使えないなかで、偉大さを判断する
第2節 第五水準のリーダーシップ―分散型組織構造で成功を収める
第3節 最初に人を選ぶ―社会セクターの制約のなかで適切な人をバスに乗せる
第4節 針鼠の概念―利益動機のないなかで、経済的原動力を見直す
第5節 弾み車を回す―ブランドを構築して勢いをつける
全体的な状況が悪いなかで偉大な実績をあげる
良好な組織から偉大な組織への飛躍の法則―枠組みの要約
著者等紹介
コリンズ,ジェームズ・C.[コリンズ,ジェームズC.][Collins,James C.]
世界的なベストセラーになった『ビジョナリーカンパニー』(ジェリー・ポラスとの共著)、アメリカだけで200万部を超える大ベストセラーになった『ビジョナリーカンパニー2―飛躍の法則』をはじめ、4点の著書がある。スタンフォード大学ビジネス・スクールで研究者、教育者としてのキャリアを開始し、1988年には優れた教授として学内表彰を受けた。1996年に出身地のコロラド州ボールダーに戻り、経営研究所を設立して研究を行うとともに、企業セクター、社会セクターの指導者に助言するコンサルタントとして活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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