内容説明
時計、金融、食品、薬品、観光、そして国際政治…。人口730万人の小国が、世界ナンバーワンの「ブランド王国」となった謎を明かす。
目次
序章 ブランド立国スイス(人口一人当たり株式時価総額世界一の国;日本は“東洋のスイス”になれるのか?)
第1章 スイス産業はいかにして「ブランド」を創ったのか?(スイス時計業界の救世主、スウォッチ・グループ;倒産の危機からの再生 ほか)
第2章 「スイス」というブランドの力(国旗が“商品”になる国;世界有数の金持ち国家と世界トップの物価の高さ ほか)
第3章 ブランド立国までの足取り~スイスの歴史(岩倉使節団のみたスイス;スイスを支えた教育水準の高さと勤勉性 ほか)
第4章 スイス・ブランドの曲がり角―グローバル時代の生き残り戦略(スイスを救うか、外国人CEO;グローバル経営の強さ ほか)
第5章 ブランド論で語る「国のかたち」―スイスに学ぶ七つの知恵(高付加価値経済と強い通貨;プライベートバンクという機能 ほか)
著者等紹介
磯山友幸[イソヤマトモユキ]
日本経済新聞記者。1962年(昭和37年)東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。87年に日本経済新聞社に入り、大阪証券部、東京証券部、「日経ビジネス」記者を経て、2002年から2004年までチューリヒ支局長としてスイスで勤務。現在フランクフルト支局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kana
17
経済寄りのブランド国家スイスの概要を知るのに最適の本で、とても面白く勉強になりました。一企業が多くのブランドを抱えるブランドコングロマリッド戦略や保守的でありながら、多言語国家で外国人経営者を進んで受け入れたり、傭兵文化から海外への進出へも積極的なところなど、「アルプスの少女ハイジ」だけでないスイスのもう一つの姿に感銘を受けることしきり。読後、赤地に白十字のスイス国旗が今までより身近になり、輝きを増して見えるようになりました。2011/10/15
奈良 楓
4
【〇】2006年2月刊。ブランド力や強い通貨がこんなに武器になるとは、と思いました。スイスに学ぶ七つの知恵(外国人の登用 など)が10年以上たったいまも日本にいかされていないことが切ない。2017/11/27
きたむらさんえ
4
図書館本。画期的でした。本作を読むまでスイスは永世中立国くらいの知識しかありませんでしたが、こんなにも活躍している企業やブランドがあるなんて。欧州中央銀行も面白いです。2015/12/05
yk
1
最後に「あまりにも無批判だ」と批判を受けたと書かれているが、読んでみると確かに。スウォッチグループってよく考えたらブレゲとかオメガ持ってるし。スイスの銀行の匿名性は言わずもがな。あとびっくりしたのが、すごい多言語国家なとこ。いったいこの人たち何語で会話してるんだろう。そのほかにも世界トップの物価の高さなどなど。もりだくさんでおもしろかった。2011/07/05
is49
0
スイスの金融制度や貨幣政策、幾つかのスイス企業を例にとり、スイスというブランドについて論じられている。後半では、それらの議論を日本にとってのケース・スタディとして活用しようという試みもなされる。2012/07/21




