プロファイリング・ビジネス―米国「諜報産業」の最強戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 427p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822244651
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C0034

内容説明

個人情報のプロファイリング・ビジネスを軸に、巨大企業へと成長した各社の強かな戦略を通じて、監視社会への道を突き進む米国情報社会の実相を描いた全米ベストセラー。

目次

序章 隠れる場所はどこにもない
第1章 同時多発テロ、激動の六週間
第2章 データ革命―アクシオム
第3章 ID詐欺
第4章 マトリックス―セイシント
第5章 前歴を洗え―チョイスポイント
第6章 不変のわたし―ビジョニクス
第7章 全情報を捕獲せよ
第8章 政府の目と耳―レクシスネクシス
第9章 監視されるマネー
第10章 隠れる場所はどこにもない

著者等紹介

オハロー,ロバート[オハロー,ロバート][O’Harrow,Jr.,Robert]
ワシントン・ポスト記者。Center for Investigative Reporting会員。プライバシー、テクノロジーに関する取材・報道でピューリッツァー賞最終候補者。2003年カーネギーメロン・サイバーセキュリティ報道賞受賞

中谷和男[ナカタニカズオ]
東京外国語大学仏語科卒業後、NHK入局。社会部を経て、アラブ移動特派員、ジュネーブ、パリ、ナイロビ、ソウル各支局長、アジア総局長(バンコク)、アラブ・アフリカ・ヨーロッパ総局長(パリ)、1995年退局。著作、翻訳活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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マッキー

2
個人情報をここまで使いこなすかと。そこからこんなにも多岐にわたる活用ができるのかと、まさに震撼だ。しかもアメリカ現在進行形で行われている??ようだ。?なのはこの本もう8年くらい前に出ている。これを読むと日本がいかに遅れていることか。そして遅れていて良かった。 個人情報というのは使い方いかんでいかに恐ろしいかよーく感じた。そして可能性も...2012/12/18

takao

1
ふむ2022/05/08

がくた

0
アメリカにおいて個人の情報がどのように記録され利用されているかについての本。個人の情報を収集する技術(意外とアナログなのもある)とそれを売りにする産業、それを利用する会社。また情報が間違っていたときの恐怖。政府の反応など複合的に描かれている。 このビジネスはまだまだ黎明期で試行錯誤しているように見受けられる。 とりあえずリスクを過小評価しビジネスを立ち上げ、それが後で問題になっても強弁する姿がアメリカ的に感じた。しかしこの業界が成熟したときの姿が見えない。よりよい世界になっているのだろうか。2011/08/21

ken

0
うーん、どうして訳書はこうも面白くなくなるのか。2011/04/13

やご

0
アメリカでどのように電子的な監視が強化され、個人情報が政府や企業によって利用されようとしているかについての報告です。技術面についてはすでにあちこちで話題となっているような内容が多く、個人的にはあまり新鮮味はなかったです。長期的な懸念として本来の目的がテロや不正行為の防止にあっても政府などに絶えず監視されているという事態は人々の行動に負の影響を与えてしまうのではないかという点が挙げられていますが、もっと直接的には誤った情報により何の罪もない人が多大な不利益を蒙る可能性があるというのが怖ろしいです。2006/03/09

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