リーン・シンキング

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  • サイズ B6判/ページ数 462p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822243173
  • NDC分類 509.6
  • Cコード C1034

内容説明

企業再生の指針、リーン生産からリーン・エンタプライズへ…今の苦しい状況から脱却するには、日本企業は日本人自身が作り上げた思考(私たちがリーン思考と呼ぶもの)にもっと耳を傾け、日本経済のあらゆる方面に適用しなければならない。本書でその方法を解説する。

目次

第1部 リーンの原理(リーン思考とムダ;価値;価値の小川 ほか)
第2部 リーンへの飛躍―思考から行動へ(シンプルなケース;より難しいケース;試金石 ほか)
第3部 リーン・エンタプライズ(小川には溝を、溝には谷を;完全性を夢見る)

著者等紹介

ウォーマック,ジェームズ・P.[ウォーマック,ジェームズP.][Womack,James P.]
リーン・エンタープライズ協会会長。ハーバード大学で修士、マサチューセッツ工科大学(MIT)で「日本、ドイツ製造業比較研究」により博士の学位取得。MITの常勤研究員として米国企業のマルチクライアント方式によるジャパンプログラムなどに参画。現在、非営利団体である同協会においてリーン思考の普及、教育学動等を行っている

ジョーンズ,ダニエル・T.[ジョーンズ,ダニエルT.][Jones,Daniel T.]
リーン・エンタープライズ・アカデミー会長。英国ウェールズのカーディフ大学経営大学院で2001年までリーン・エンタープライズ研究センター長。欧州企業のリーン思考普及、教育活動を行っている。欧州、英国の製造業のための各種委員会の委員を務める

稲垣公夫[イナガキキミオ]
2002年1月から、電子機器受託製造サービス(EMS)の大手企業であるジェイビルサーキットの日本法人、ジェイビルサーキットジャパン(株)社長。25年にわたりNEC本社およびNECアメリカに勤務し、NECアメリカの経営企画部長兼副社長を務める。東京大学工学部精密機械工学科卒業。ミシガン大学大学院で生産工学およびオペレーションズ・リサーチを専攻し、修士号取得
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よく読む

4
ジャスト・イン・タイム方式を航空会プラット&ホイットニーやポルシェが取り入れた事例などが載っている。外国企業に岩田などの日本人コンサルタントが雇われ、実際に手を動かしながらの指導をしていたのはおもしろい。上位の経営層が工具などを実際に触ることは現地の人々には考えられなかったから唖然したらしい.効果はすぐにあらわれ,6週間が1日に短縮したなどもあった.カンバンを始め、トヨタ式生産方式を書いた大野のこともよく登場した。ちなみに、リーンスタートアップの本ではない。ベゾスのおすすめの本。2017/07/14

mkt

2
リーン思考:製品、サービスの価値を定義し、価値を想像する行動を最適の順序にならべ、これからの活動を誰かがそれを要求するごとに中断せずに行い、毎回その活動を前回より上手く行う方法を教えてくれる。人手、設備、時間などのあらゆるものをより少なく消費しながら、同時に顧客が欲しがっているものをぴたりと提供する/リーン思考の出発は価値。価値はメーカーがつくるもの。顧客の立場からするとメーカーの中のプロセスが必要になる/無駄を徹底して排除する/リーンの大元はトヨタ/ 20210621読了 462P 66分 2021/06/22

seura

2
amazonのジェフベゾスさんの愛読書。翻訳のせいか、ドシロウトだからか、めちゃくちゃ読みにくくて、積ん読してたけど、めちゃくちゃ良い本。製造業のこととか知らないからかも知れないけど、考え方が面白い。これ読んでAmazon作ったのかと思うと納得するし感動する2019/12/19

Kiyoshi Utsugi

2
著者等は、先に「リーン生産が世界の自動車業界をこう変える(The Machine That Changed The World)」を出版しているトヨタ生産方式を研究している人たちです。 この本を読んで知ったのは、あのトヨタでさえも製造だけでなく物流にもリーン生産の考え方を取り入れたのは、1990年代だったということでした。 そんなトヨタでもまだまだやることがあるという見解でした。 それにしても大野耐一という人はすごいなと思いました。早速、図書館で大野耐一の「トヨタ生産方式」を予約しました。(笑)2019/11/29

ataka

0
リーン(無駄をはぶく)・シンキング。制約理論との違いを常々気にしていたが、本書を読んで漸く違いが分かった。リーンも制約理論も、バッチ処理を否定し、リードタイムを短くすることを目指しているが、ボトルネックに対する扱いが違う。これはどちらが優れているのかではなく、どちらが適用出来るか。というケース・バイ・ケースな話だと思った。2012/07/25

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