内容説明
なぜ日本の病院はダメなのか。病院経営のプロによる医療改革論。
目次
第1章 外国人が体験した怖い話
第2章 日本の医療は遅れている!?
第3章 「患者不在」の日本の病院
第4章 病院はけっして安全じゃない
第5章 日本の医者は信頼できるか
第6章 「よい病院」の見分け方
著者等紹介
ウォーカー,ジョン・カール[Wocher,John Carl]
鉄蕉会亀田総合病院特命副院長。1943年米国オハイオ州生まれ。’78年メリーランド大学卒業(政治学士)。’82年ベイラー大学でMHA(病院管理学修士)取得。’91年メリーランド大学卒業(アジア学士)。’61年よりアメリカ海軍本部および日本を含む各地の海軍基地医療サービス部に勤務。’91年神奈川県アメリカ海軍横須賀基地医療サービス部管理部長から鉄蕉会亀田総合病院管理部長に。管理統括副院長を経て、’96年より現職。全米医療管理者学会特別研究員、全米診療管理者学会会員、アイオワ大学医学部客員講師、アイオワ大学大学院病院管理学専攻指導教官
川合達也[カワイタツヤ]
カメダ・メディカル・インターナショナル取締役。1954年愛知県生まれ。’78年広島大学理学部卒業。大手医療機器メーカー中央研究所研究室長、技術情報室長を経て、’95年10月より現職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jonathan Trotz
0
十年以上も前の本なので、現在の病院事情と多少の違いはあるけれど、相変わらずなところも多くて色々考えさせられた。良い病院を選ぶってほんとに大変なことなんだよな。病気になってからじゃ遅すぎるんで、日頃からアンテナはっておこう。2012/07/08
カールステンセン
0
図書館にあったので読みました。日本の病院のあまりのお粗末さに泣きたくなってしまいました…。画一的で不潔な病室、5年は見れないカルテ、薬漬け、検査漬け、解決しなければならない問題は山積みだなと強く感じました。勿論日本とアメリカで風土が違うので一概に受け入れるという事には反対ですが、医療に対する意識の違いに愕然となりました。日本の医療の改善に向けて努力する必要を強く感じました。2019/06/05
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