鈴木敏文孤高

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

鈴木敏文孤高

  • 日経ビジネス編集部
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日経BP(2016/12発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 80pt
  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年07月19日 12時55分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 372p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822236632
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C0034

出版社内容情報

セブン&アイ・ホールディングスを長く率いてきたカリスマ経営者・鈴木敏文氏が突如、退任を表明した真相が明らかになった。日本を代表する巨大流通コングロマリット、セブン&アイ・ホールディングス。長く同社を率いてきたカリスマ経営者の鈴木敏文氏が、2016年5月に、経営の表舞台から退いた。
鈴木氏が退任に至るまで、異例の事態が続いていた。中核事業会社であるセブン-イレブン・ジャパンの社長人事に端を発した"お家騒動"は、「物言う株主の暗躍」「創業家の反撃」「取締役会内部の分裂」「カリスマが求めた世襲」など、さまざまな形で報じられた。
だが、日経ビジネスは改めて問いたい。鈴木敏文氏の退任とは、そんな近視眼的な言葉で済ませてもよいものなのか。日本にコンビニエンスストアという新しいインフラを生み出し、メーカーが支配していた流通業界の力関係を逆転させた立役者が、経営者・鈴木敏文氏である。
一人のサラリーマンは、どのようにカリスマ経営者となり、巨大な流通コングロマリットを率いるようになったのか。そしてどんな壁に直面し、長い年月をかけて築き上げた「帝国」を去ることになったのか。
本書では2つのアプローチで真相に迫った。
1つは、鈴木氏本人の肉声である。日経ビジネスは鈴木氏の退任以降、述べ10時間に渡って本人への単独インタビューを重ねてきた。鈴木氏自身がその半生を振り返りながら、真相を語った。
もう1つは、セブン&アイの「2人のトップ」を知ることである。鈴木氏本人と、イトーヨーカ堂創業者でありセブン&アイのオーナーでもある伊藤雅俊氏。鈴木氏はトーハンからヨーカ堂に転じ、創業者である伊藤氏の信頼を勝ち取って幹部として台頭した。日経ビジネスは1970年代以降、40年以上に渡って伊藤氏と鈴木氏の取材を重ねてきた。歴史を振り返れば、「2人のトップ」の絶妙かつ微妙な関係がどのように誕生し、維持されてきたのかを知ることができる。創業オーナーとサラリーマン経営者。セブン&アイが巨大グループに成長する過程で、2人による特殊な統治形態が必要だったことは、本書を読めばよく理解できるはずだ。
戦後の日本を変えたカリスマ経営者の半生を、本書で総括する。


【1章】 鈴木敏文、半生を振り返る
1節 「辞めさせられたわけではない」
2節 「中内さんの下だったら、1年で辞めた」
3節 「お金がなかったから、強くなった」
4節 「業界のことなんて、何も知らない」
5節 「コンビニは終わっていない」
6節 「百貨店はもっと商品力あるかと思った」
7節 「米セブン買収、再建に自信あった」  ほか

【2章】 鈴木と伊藤、最強の2人
1節 伊藤雅俊の実像「夢追う大商売人」
2節 建前を本音で実践 イトーヨーカ堂の美学
3節 鈴木敏文の矜持「己を殺して自我を貫く」
4節 リーダーの研究 鈴木敏文「成功体験を捨てよ」
◆コラム 「伊藤さんと鈴木さんは“ニコイチ”」
ライフコーポレーション清水信次会長が明かした2人の関係

【3章】 鉄壁のセブン帝国
1節 成功体験が常勝集団を苦しめる
2節 ミレニアム統合に込めた成長への執念
3節 鈴木帝国の覚悟「血の入れ替え」
4節 築き上げた「鉄の支配力」
◆コラム 「鈴木さんも僕も、革命者だ」
ニトリホールディングス似鳥昭雄会長が語る鈴木敏文氏の強さ

【終章】 舞台を降りたカリスマ


日経ビジネス[ニッケイビジネス]

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬こ

15
ヨーカドー、セブンイレブンを成長させた鈴木敏文氏の今までの軌跡。時代と共に変わる流通の浮き沈み、変化など興味深かったです。鈴木氏の引退後、セブンイレブンがどう変わっていくか、一消費者として楽しみです。2017/07/29

9
鈴木敏之氏はグループ総売上高10兆円にした鬼才だ。巨大流通コングロマリットに君臨した彼の話は非常に興味がある。神戸大が生んだ流通革命児ダイエーの中内功氏や、西武グループの総帥である堤康次郎氏などの写真があり、怪物のオーラがある。コンビニは攻めの姿勢が大事です、トラックも売れるという。百貨店の商品力の無さやハリケーンスズキの異名を持ったこと、承認感覚は母親から培ったということなど個人的に面白さ満載の本だった。2017/01/19

mam’selle

8
孤高とのネーミングに納得の、日本初のカリスマ・サラリーマン経営者のドキュメンタリー。イトーヨーカドーの草創期から、創業家の歴史と、財界の友人知人から見たカリスマ経営者の実像に迫る。オーナー経営者にない素人の感覚による、普段着目線の革新力がこの方の凄味だと感じました。2017/01/03

kiki

4
機会損失を少なくする徹底的な在庫管理で、小売業がよく陥る安易な値下げによる負のサイクルを起こさないようにする。成功体験にしがみつかず、新たなことにチャレンジする。書籍の販売では、本屋大賞の書籍を売るならセブンでやる意味がない、セブン大賞を作る気持ちで取り組めという言葉は印象深い。鈴木氏は、取引先に自ら乗り込まず、部下に任せ、最後の表敬訪問に徹する。他のカリスマ経営者との違いも感じる。ヨーカ堂の創始者の伊藤氏にも敬意を示しながら進める経営手法は尊敬に値する。2016/12/24

☆ツイテル☆

3
フライヤー2022/01/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11291660
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品