内容説明
「破」で大きな舵を取り始め、さまざまな謎を残した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」。本書は、これまでとこれからのヱヴァを、世界観からキャラクター、軍事力、台詞…まで徹底解説。隠された秘密を読み解く。
目次
01 謎―放たれた「Q」への布石
02 ディテール―浮かび上がる背景
03 キャラクター―心の存在理由の変化
04 言葉―不可解な台詞に隠された思惑
05 使徒―これまでの使徒とこれからの使徒
06 軍事力―兵器・戦闘機の検証
07 世界観―赤い海と研究所の謎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じょうき
14
シン・エヴァンゲリオンを見て、同僚に疑問点を聞いたところ、古いけれど基本的な情報はわかるからと借りた。旧作は台詞を覚えるほど見たが、やはり細かいところは相当忘れている。破の時点の考察本なので、深読みしすぎなところもあるが、ラストまで見た今、なかなかいいところを突いているように思う。ただぼんやり読むだけでも楽しい。シンをまた見に行きたくなり、またアニメから見直したくなった。2021/03/23
生ハム
7
Q発表以前の本です。Qであまりにぶっとんだ展開をしてしまったため、せっかくの予想が外れてしまっていてちょっと切ない本です。軍事関係に関するうんちくは読み応え抜群。また、Qでも未だに謎に包まれたままの存在である、マリに関する考察は、かなり良い線を行ってるのではないかと予想します。 あまりに大人びている、というか、年代が1人だけ違う印象があります。 それを破の時点で気付いているというのはかなりすごいのではないかと。いや、どうなるか分かりませんが。w2013/04/14
野暮天
0
良く調べてますね。感心しました。2014/08/22
Yuki N
0
映画最新作『Q』が公開される前に出たんですね、この本。完全に読むタイミング間違えました(^^;) 「解体全書」と書いてあるけど、著者の推測や憶測もいろいろ含まれてて、(すでに『Q』を見ちゃってるっていうのもあるけど)うーんそれはどうなのかな?って思う部分もいろいろアリ。もちろん、あぁそういう考え方もあるなぁって納得した箇所もあったけど。 最後の方、軍事機器(武器や艦隊など)の分析部分は結構マニアック。好きな方にはたまらないんじゃないかな。私自身は残念ながらその辺興味ないから、流し読みしちゃいましたが。。。2014/01/16
りんこ
0
初読。今までエヴァの考察などしたことがなかったので色々知らなかったことが書いてあって成る程 と思った。今まで旧シリーズと新劇場版をパラレルtpして捉えていたからこんがらがっていたことに気づく。そうか…別物として考えた方が良かったのね。序と破を見直したくなった。2013/04/13