リアル行動ターゲティング

電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり

リアル行動ターゲティング

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822235505
  • NDC分類 675
  • Cコード C0034

出版社内容情報

リアル行動のデータも加味し、マーケティング施策などをより効果的なものにしていくリアル行動ターゲティングを平易に解説

ネット、リアル、マスという3領域のデータを全て統合する最新手法

人の興味関心はネット上の検索・閲覧だけではない。
リアルな行動データを活用する「最新デジタルマーケティング」


ユーザーがどのサイトのどのページを見て、その後、どのサイトに移動したか。そうしたネット上での
行動ばかりでなく、その人が日常的にはどの場所にいることが多いのか。そこからどこに移動するのか、
といった「リアル行動」のデータも加味することで、広告配信やマーケティング施策をより効果的なもの
にしていく。リアル行動ターゲティングは、そうした新しい取り組みを可能にする概念であり、その実現
に必要な技術や手法の総称でもあります。

本書は、ネット広告の世界の第一人者であり、リアル行動ターゲティングの提唱者でもある著者が、リアル
行動ターゲティングとは何か。なぜ必要なのか。そして既に一部で始まっているリアル行動ターゲティング
を活用した取り組み事例や、リアル行動ターゲティングの未来についても見通し、平易な言葉で解説しして
います。

デジタルマーケティングやネット広告などを担当している人はもちろん、流通、サービス、金融、メーカー
などの企業でマスマーケティングを担当している人にとっても、新たなマーケティングのヒントが得られる
必読の一冊です。

【主な内容】
 第1章 リアル行動ターゲティングとは
 第2章 ターゲティング広告の現在、過去、未来
 第3章 生活者の変化に対応できないメディアプラン
 第4章 ターゲティングの概念が変わる
 第5章 リアル行動ターゲティングを実際に使う
 第6章 さらに進化するリアル行動ターゲティング

第1章 リアル行動ターゲティングとは

・過度なターゲットセグメントの功罪
・マーケター思考とは新たなターゲットの掘り起こし
・大前提はユーザーのパーミッションを得ること
・なぜ「リアルな行動」をターゲティングに生かすのか
・興味関心はネット上のコンテンツ閲覧や検索行動だけではない
・全てのマーケターに新しい機会を提供する
・住宅展示場に足を運ぶ人をマーキング

第2章 ターゲティング広告の現在、過去、未来

・ターゲティングとは何か
・ターゲティングはネットだけの話ではない
・既存メディア担当者とネット広告担当者の壁
・ターゲティング広告の進化の歴史
・過剰に進むオンラインでの「リターゲティング広告」
・広告の役割は変わったのか
・ターゲティング手法の中での「リアル行動ターゲティング」

第3章 生活者の変化に対応できないメディアプラン

・見ていない、スペースも少なくなる「電車内広告」
・紙媒体からデジタルサイネージ化が進む
・移動時間だけを狙う広告は非効率
・日々の生活導線を捉え、情報として広告を提示する
・テレビでは情報が届かない若年層にリーチするには
・新聞の発行部数は減っても、折込広告費は横ばいの謎
・やめられない、止められない、大人の事情をヤメる

第4章 ターゲティングの概念が変わる

・ヒトの動きを捉えた位置情報ターゲティング
・スマートフォンアプリ利用者の位置情報を活用できる「ニアー」
・「今」の位置情報は扱いにくい情報
・価値があるのは「過去」の位置情報の蓄積
・リアル行動データでエリアターゲティングの考え方が激変する
・期待される通信キャリアの位置情報
・「ジオフェンシング」という考え方
・街中をつなぐデジタルサイネージ
・「エリア」×「朝・昼・晩」の視点
・デジタルサイネージ・アドネットワーク「MONOLITHS」
・点から線へ、コンテキストを持った情報提供
・宛名がなくてもDMが家庭に届く
・折込広告会社が持つエリアセグメント・データの活用

第5章 リアル行動ターゲティングを実際に使う

・系列ディーラーへの試乗者送客を狙う自動車メーカー
・全国の市区町村を車種別にセグメント
・1つのエリアに、1つのディーラーではない
・出張ビジネスマンを捉えるレンタカー会社
・競合との比較を多くの切り口で提供する
・スマートフォンで認知度調査を実施することも可能に
・マンション販売のアプローチエリアを広げたデベロッパー
・複数ブランドを一元管理する飲料メーカー
・テレビ局の番宣は誰に向けられるべきか
・「来店している人」と「来店していない人」には異なるメッセージ
・マイカー通勤者をターゲティングする

第6章 さらに進化するリアル行動ターゲティング

・リアル行動データの価値
・検索や閲覧よりもリアルな行動に注目する
・エリアターゲティングにおける交通広告・折込広告の再活性化
・テレビCMのターゲット到達の現実
・テレビCMの補完と相乗効果
・特定のターゲットを「自分事化」させるクリエイティブ
・メディアとクリエイティブのネットワークがつながる

内容説明

スマホのターゲティングは「位置情報」活用の新時代へ。

目次

第1章 リアル行動ターゲティングとは
第2章 ターゲティング広告の現在、過去、未来
第3章 生活者の変化に対応できないメディアプラン
第4章 ターゲティングの概念が変わる
第5章 リアル行動ターゲティングを実際に使う
第6章 さらに進化するリアル行動ターゲティング

著者等紹介

横山隆治[ヨコヤマリュウジ]
株式会社デジタルインテリジェンス代表取締役。1982年青山学院大学文学部英米文学科卒。同年株式会社旭通信社入社。1996年インターネット広告のメディアレップ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社を起案設立。同社代表取締役副社長に就任。2001年同社を上場。インターネットの黎明期からネット広告の普及、理論化、体系化に取り組む。2008年株式会社ADKインタラクティブを設立。同社代表取締役社長に就任。2010年9月デジタルコンサルティングパートナーズを主宰。2011年7月株式会社デジタルインテリジェンス代表取締役に就任。2012年4月より株式会社ワン・トゥー・テン・ホールディングス社外取締役も兼任

楳田良輝[ウメダヨシテル]
株式会社デジタルインテリジェンスシニアディレクター。1990年関西学院大学卒。広告会社にて通信キャリア、家電・飲料・光学メーカー、金融関連などのマス広告および交通広告・折込広告、セールスプロモーション、Web制作などを担当し、その後、人事・人財育成、経営企画などのマネジャー。デジタル系エージェンシーに合流した後、2011年より現職。ブランド広告主向けのデジタルコミュニケーション、組織・人財、マーケティングプラットフォームなどのコンサルティング業務を担務。DSP運用トレーディングデスクである株式会社プログラマティカ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬こ

18
他感想にあるとおり、考え方、あり方はわかるのだけれども、では具体的に?が無いのため、消化不良におちいる…2016/11/22

GASHOW

7
Tカードを持っていて、YAHOOアカウントがあるので私のリアルやネット行動については、CCC加盟店を中心にリアル行動ターゲティングの対象となっている。今後のスマホやIOTセンサーからの位置情報や行動情報を利用した広告の時代がどのようにはじまるだろう。その前段階までの現在について語られている。ネットで無料サービスを利用している人は、広告主からの銃身が無数にむけられていて、打ち出される広告は自分用にカスタマイズされている。その広告効果を測定するにはリアルの結果が必要なので、そのうち測定されるようになるだろう。2016/05/06

yyhhyy

2
ジオターゲティングで配信先を限定するだけでは使い所の狭い位置情報も、連続して計測し生活行動パターンまで把握できれば、ターゲット別の施策ができる、というのは新しい気づきだった。2015/12/12

zepe(第1刷発行)

1
うん2016/05/05

Masato Hayakawa

1
お仕事用に。2016/01/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9893357
  • ご注意事項

最近チェックした商品