コンクリート診断士試験重要キーワード120

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784822235277
  • NDC分類 511.7
  • Cコード C3051

出版社内容情報

建設業界で注目度が高い「コンクリート診断士」試験の受験者に向け、重要な120のキーワードを選定。図表を交えて詳解します。建設業界で注目度が高い「コンクリート診断士」試験の受験者に向け、重要な120のキーワードを選定

【コンクリート診断士について】
日本コンクリート工学会が認定する民間資格。
既存のコンクリート構造物を診断し、維持管理の提案などを行います。
近年耐用年数を超える構造物が増えていることから維持管理市場が広がっており、技術者の注目を集めています。
日経コンストラクションの調査では技術者が取得したい資格の上位に挙がっています。

【本書の特徴】
コンクリート診断士試験の受験者に向け、重要なキーワード120を選定。
2012年発行の「コンクリート診断士試験重要キーワード100」を、時代の流れに合わせて大幅改訂しました。
図や写真を交え、一つのキーワードを見開き単位で詳しく解説。キーワード数を120に増強し、最新動向の解説を新たに盛り込みました。試験対策だけでなく、インフラの維持管理、補修、運営などに携わる技術者にも役立つ一冊です。

【主な内容】
1.変状に関する用語
豆板/コールドジョイント/空洞/砂すじ/収縮ひび割れ/温度ひび割れ/沈下ひび割れ/プラスティック収縮ひび割れ/エフロレッセンス/ポップアウト/表面気泡 ほか

2.劣化に関する用語
中性化(炭酸化)/塩害/アルカリシリカ反応(ASR)/DEF/凍害(凍結融解作用)/化学的腐食/疲労/火害/マクロセル腐食/塩分濃縮/エトリンガイト/複合劣化 ほか

3.調査に関する用語
目視調査/非破壊試験/反発度法(リバウンドハンマー)/コア試験(破壊試験)/中性化速度式(中性化残り)/電磁誘導法/電磁波レーダー法/X線透過撮影法/点検ロボット ほか

4.分析に関する用語
配合推定/可溶性塩化物イオン/腐食電流密度/モルタルバー法/電子線マイクロアナライザー/示差熱重量分析/粉末X線回折/走査型電子顕微鏡/イオンクロマトグラフ法 ほか

5.対策に関する用語
注入工法/充填工法/電気防食工法/亜硝酸リチウム表面含浸工法/断面修復工法/表面被覆工法/増し厚工法/巻き立て工法/プレストレス導入工法/アセットマネジメント ほか



1 変状に関する用語
 1 豆板
 2 コールドジョイント
 3 空洞
 4 砂すじ
 5 表面気泡
 6 汚れ
 7 収縮ひび割れ
 8 温度ひび割れ
 9 沈下ひび割れ
 10 プラスティック収縮ひび割れ
 11 浮き、剥離、剥落
 12 エフロレッセンス
 13 ポップアウト
 14 スケーリング
 15 変形(たわみ、傾斜)
 
2 劣化に関する用語
 16 中性化(炭酸化)
 17 塩害
 18 アルカリシリカ反応(ASR)
 19 DEF
 20 凍害(凍結融解作用)
 21 化学的腐食
 22 疲労
 23 火害
 24 複合劣化
 25 鉄筋腐食
 26 不動態皮膜
 27 マクロセル腐食
 28 塩分濃縮
 29 凍結防止剤
 30 エトリンガイト
 31 硫酸塩
 32 累積疲労損傷(疲労強度)
 33 受熱温度
 34 溶出(溶脱)
 
3 調査に関する用語
 35 目視調査
 36 デジタル画像法
 37 非破壊試験
 38 微破壊検査法
 39 コア試験(破壊試験)
 40 小径コア
 41 ドリル法
 42 ボス供試体
 43 アンカー引き抜き試験
 44 変状調査
 45 中性化深さ
 46 中性化速度式(中性化残り)
 47 塩化物イオン浸透深さ
 48 ひび割れ調査
 49 空洞調査
 50 電磁誘導法
 51 漏洩磁束法
 52 電磁波レーダー法
 53 X線透過撮影法
 54 自然電位法
 55 分極抵抗法
 56 比抵抗法
 57 腐食面積率
 58 反発度法(リバウンドハンマー)
 59 弾性波法
 60 打音法
 61 衝撃弾性波法
 62 超音波法
 63 AE法
 64 サーモグラフィー法
 65 透気試験方法
 66 透水試験方法
 67 インフラ点検ロボット
 68 人工知能(AI)
 
4 分析に関する用語
 69 配合推定
 70 強熱減量
 71 示差熱重量分析
 72 可溶性塩化物イオン
 73 硬化コンクリート中の塩化物イオンの測定法
 74 塩化物イオン電極を用いた電位差滴定法
 75 イオンクロマトグラフ法
 76 腐食電流密度
 77 化学法
 78 モルタルバー法
 79 残存膨張
 80 促進膨張試験
 81 酢酸ウラニル蛍光法
 82 電子線マイクロアナライザー
 83 走査型電子顕微鏡
 84 偏光顕微鏡
 85 粉末X線回折
 86 蛍光X線分析
 87 原子吸光分析
 88 チオシアン酸水銀(II)吸光光度法
 89 UVスペクトル法
 90 赤外分光分析
 91 水銀圧入式ポロシメーター
 
5 対策に関する用語
 92 潜伏期、進展期、加速期、劣化期
 93 計画供用期間
 94 維持管理
 95 予防保全
 96 メンテナンスサイクル
 97 補修
 98 補強
 99 注入工法
 100 充填工法
 101 左官工法
 102 吹き付け工法
 103 電気化学的補修工法
 104 電気防食工法
 105 表面含浸工法
 106 シラン系表面含浸工法
 107 けい酸塩系表面含浸工法
 108 亜硝酸リチウム表面含浸工法
 109 亜硝酸リチウム内部圧入工法
 110 断面修復工法
 111 表面被覆工法
 112 増し厚工法
 113 耐震補強工法
 114 巻き立て工法
 115 接着工法
 116 プレストレス導入工法
 117 外ケーブル工法
 118 ライフサイクルコスト
 119 アセットマネジメント
 120 長寿命化修繕計画

十河 茂幸[ソゴウ シゲユキ]
著・文・その他

平田 隆祥[ヒラタ タカヨシ]
著・文・その他

宮里 心一[ミヤザト シンイチ]
著・文・その他

内田 美生[ウチダ ヨシオ]
著・文・その他

落合 光雄[オチアイ ミツオ]
著・文・その他

内容説明

最新・重要用語を専門家が詳しく解説。変状から対策まで広範囲を網羅。写真と図表で要点がよく分かる。

目次

1 変状に関する用語(豆板;コールドジョイント ほか)
2 劣化に関する用語(中性化(炭酸化)
塩害 ほか)
3 調査に関する用語(目視調査;デジタル画像法 ほか)
4 分析に関する用語(配合推定;強熱減量 ほか)
5 対策に関する用語(潜伏期、進展期、加速期、劣化期;計画供用期間 ほか)

著者等紹介

十河茂幸[ソゴウシゲユキ]
近未来コンクリート研究会代表。1948年広島県生まれ。74年九州工業大学大学院工学研究科修了後、大林組に入社。2011年から広島工業大学工学部教授、2017年から現職。工学博士、技術士(建設部門)、土木学会特別上級技術資格(メンテナンス)、コンクリート主任技士、一級土木施工管理技士、プレストレストコンクリート技士、コンクリート診断士

平田隆祥[ヒラタタカヨシ]
大林組技術研究所生産技術研究部主席技師。1963年福岡県生まれ。88年東京理科大学理工学部土木工学科を卒業後、大林組に入社。2002年東京本社土木技術本部構造技術部課長代理を経て、16年から現職。博士(工学)、技術士(建設部門)、一級建築士、コンクリート主任技士、コンクリート診断士

宮里心一[ミヤザトシンイチ]
金沢工業大学環境土木工学科教授。1971年東京都生まれ。94年東京工業大学工学部土木工学科卒業、98年同大学院工学研究科土木工学専攻中退後、同国際開発工学専攻助手に着任。2001年金沢工業大学へ異動し、11年から現職。05年から日本コンクリート工学協会(現・日本コンクリート工学会)ひび割れ調査、補修・補強指針作成委員会委員。博士(工学)

内田美生[ウチダヨシオ]
一般社団法人日本建設機械施工協会施工技術総合研究所主席研究員。1959年東京都生まれ。83年埼玉大学工学部建設基礎工学科を卒業後、住友セメント(現・住友大阪セメント)に入社。セメントコンクリート研究所、東北・東京支店、中研コンサルタント勤務を経て、17年から現職。博士(工学)、技術士(建設部門)、コンクリート主任技士、コンクリート診断士

落合光雄[オチアイミツオ]
中研コンサルタント船橋技術センター構造部長。1963年群馬県生まれ。89年群馬大学大学院工学研究科建設工学専攻を修了後、住友セメント(現・住友大阪セメント)に入社。10年船橋技術センター構造物調査課長を経て、16年から現職。コンクリート主任技士、コンクリート診断士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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