出版社内容情報
自動車や総合電気、精密機器から素材・工学まで、ものづくり企業のトップが自身の経験に基づいたものづくりの哲学とその実践、ものづくりの神髄を徹底的に語る。
内容説明
日本には金融業がある、サービス産業がある、でも世界最強なのは製造業。福井ホンダ社長、中鉢ソニー社長などエクセレント・カンパニーの経営者12人が、ものづくりの哲学とその実践、技術戦略と将来像を語る。日本の製造業の強さの秘密がここに。特別編では向殿明大教授、甘利経産大臣、小柴東大特別栄養教授からの提言も紹介。
目次
経営者編(ホンダはマネが嫌いだ 志が独創を生むものづくり―福井威夫・ホンダ社長;相次ぐ製品の重大事故 品質神話の崩壊の深層とは―酒巻久・キヤノン電子社長;日本の製造業の強みはチームの力 その本質とは何か―影近博・JFEスチール専務執行役員スチール研究所所長;最先端の製品をいかにして造るか 開発プロセスを大改革―近藤史朗・リコー社長;製造現場の力が高まるか、落ちるか ここ数年が勝負―鈴木泰信・NTN会長 ほか)
特別編(品質だけでなく、安全にも目配りを―向殿政男・明治大学教授;資源高騰、日本にカードあり―甘利明・経済産業大臣;カミオカンデが設計を鍛えた―小柴昌俊・東京大学特別栄養教授)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
6
☆☆☆ ものづくり企業のトップを通じて共通して思うことは、「失敗から学ぶ」ということだった。失敗を恐れずチャレンジする。失敗してしまっても、そのプロセスを良く評価し、次のチャレンジにつなげることが大事。2014/05/14
黒とかげ
1
少し古い。少し古いが、それでもものづくりの神髄は確かにこの本の中にある。ただ並み居る経営者が全員理系出身だというのがちょっと気になった。技術だけでも、あるいは営業だけでもやっていけない時代が来ているのだろう。2018/05/13
SS
1
会社本2014/04/03
ken123
1
Good!2008/07/30
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- 和書
- 日本国史学 〈第19号〉