内容説明
消費者とビジネスパーソンの両者の視点で、個人情報保護法がもたらす影響や問題点について解説。
目次
情報漏洩の“お詫び”に約40億円、拡大する個人情報の漏洩リスク
個人情報とプライバシー
プライバシーポリシー策定における必須項目と重要項目
個人情報保護法は個人情報を保護してくれるのか
個人情報保護法制定の背景と関連する海外事情
電子商取引とプライバシーポリシー
組織としての対応コンプライアンス・プログラムJIS Q 15001
委員会と事務局で実効性のある個人情報保護
個人情報保護の成否を決めるファシリテーターの配置
社員の意識改革に効果をもたらすセキュリティゾーニング
内部犯行の盲点、システム管理者の監督
導入が望まれるビルディングパーミッション手続き
緊急に行うべきアクセス権限の見直し
出所がバレなければ怖くない個人情報の漏洩
政令第507号を理解する
コールセンター2005年問題
個人情報を漏洩してしまったら
転ばぬ先のつえ 個人情報保護監督
経済産業省の個人情報保護法ガイドライン
個人情報漏洩時に望まれるのは「金権」より「情報開示」(nikkeibp.jpアンケートから)
関係法令
著者等紹介
山崎文明[ヤマサキフミアキ]
システム監査、ネットワークセキュリティ、セキュリティポリシーに関する専門家。大手会計監査法人にてシステム監査に長年従事。日本IBMの関連会社でグローバルセキュリティエキスパートの前身である株式会社ギャブコンサルティングの取締役システム監査事業部長を経て、2000年4月からグローバルセキュリティエキスパート代表取締役。システム監査技術者。内閣官房安全保障危機管理室情報セキュリティ対策推進室WG委員。警察庁不正アクセス犯罪等対策専科講師。平成13年度警察庁不正プログラム調査研究委員会委員。平成12年度警察庁サイバーセキュリティ調査研究委員会委員。英国規格協会BS7799情報セキュリティ・スペシャリスト。警察政策学会正会員。日本リスク・マネジメント学会正会員
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