内容説明
材料力学を「武器」とする上では避けて通れない応力やひずみの座標変換などを取り挙げながら、弾性学や塑性力学、有限要素法といった材料力学の次のステップへの「布石」となることを狙った。
目次
第9章 実際の破壊を招く応力状態
第10章 座標変換の“虎の巻”教えます
第11章 設計現場で役立つ計算方法
第12章 「σ→ε」「τ→ν/2」の“置換の法則”を使え!
第13章 これで不静定問題が解ける
第14章 曲げ剛成、長さ、端末条件で決まる
第15章 座屈か圧縮か?評価の決め手は細長比
著者等紹介
沢俊行[サワトシユキ]
1948年東京生まれ。1976年3月東京工業大学大学院機械物理工学専攻博士課程修了。工学博士。同年4月より山梨大学工学部機械システム工学科勤務。2004年4月より広島大学大学院工学研究科機械システム専攻教授。現在に至る。主に、ボルト締結や接着構造の応力解析などの研究に従事。フランジガスケット委員会、フランジやねじ込み継手のISO規格委員会の委員長など、多数の委員会委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。