NTT30年目の決断―脱「電話会社」への挑戦

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NTT30年目の決断―脱「電話会社」への挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822215880
  • NDC分類 694.067
  • Cコード C0055

出版社内容情報

“眠れる獅子”だったNTTが遂に本気を出した。遂に目覚めたNTTの戦略を徹底分析する。

『“課題先進”の通信業界を待ち受ける

「成熟化・土管化・同質化」の三重苦に先手

 裏方に回る10兆円企業の戦略を徹底解剖』



民営化30周年の節目を迎え、NTTは大きな変貌を遂げようとしている。

通信業界では市場の「成熟化」、米アップルや米グーグルなどの台頭による「土管

化」、端末やサービスの「同質化」という三重苦が鮮明となりつつある。NTTはこ

うした環境の変化を踏まえて先手を打ってきた。北米進出を加速し、国内では、

ICT(情報通信技術)の利活用を推進する“裏方”に転じた持続的な成長を目論む。

不毛な販売競争と決別し、ゲームチェンジを図ってきた同社が目指すのは、脱「電話

会社」。そのためには従来の自前主義へのこだわりを捨て、長年築き上げたブランド

の希薄化もいとわない。本書では、遂に“目覚めた”NTTの戦略を徹底分析する。

【序章】 鵜浦体制

【第一章】 北米クラウドで勝負

【第二章】 光コラボという奇策

【第三章】 悩めるNTTドコモ

【第四章】 成熟化と土管化、そして同質化

【第五章】 総務省の意地

【第六章】 主役の時代は終わった

内容説明

“課題先進”業界、待ち受けるのは「成熟化」「土管化」「同質化」の三重苦。裏方に回る10兆円企業。不毛な販売競争と決別し、ゲームチェンジを図る。

目次

序章 鵜浦体制
第1章 北米クラウドで勝負
第2章 光コラボという奇策
第3章 悩めるNTTドコモ
第4章 成熟化と土管化、そして同質化
第5章 総務省の意地
第6章 主役の時代は終わった

著者等紹介

榊原康[サカキバラヤスシ]
1974年生まれ。1996年、慶應義塾大学環境情報学部卒業、日経BP社入社。システム構築関連の雑誌を経て、2005年1月から「日経コミュニケーション」誌の記者として通信業界の動向を追っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だいん

12
改めて大会社だなぁと思う。変化の早い情報通信業界で政治も含めて色々な思惑がある。勉強になりました。2015/09/11

hayataka

2
OTTとの直接対決を避け、裏方触媒に徹すると表明して主役から降りたNTT。世界戦略の中心であるコムとデータの好調を賞賛しつつ、裏方触媒領域にはIBMやAccenture等の強力な競合がいて、下手すると裏方触媒の土管になると懸念。光卸を巡る話やドコモ凋落話は、通信業界の勉強になるけど面白くはない。AppleやGoogleとの直接対決を回避したのに、スマデの普及が一巡したら、Apple SIMとProject Fiが牙を剥いてくるかもという話が最も震えた。2015/07/04

LibraBee!

1
NTTグループの状況がわかる一冊。何でここまでグループ内のことがわかるんだろうか。こういったものはグループ会社やライバル企業、取引先として購入すると勉強になるだろう。2015/07/25

セラ

0
NTTの直近5年ぐらいの話。特に鵜浦社長体制になる周りの話を主に東西ドコモを中心にM&A/海外戦略とともに競合他社の話や規制の話とNTTを取り巻く環境をわかりやすくまとめている。主役から脇役へと、光コラボ発表後の紆余曲折は非常に興味深かった。本当に方向性は変わってきているような気はするので、あとは本書でも言われているように「本当に裏方になりきれるのか」という所もしくは「どういう裏方(?)となるのか」というところが重要なのかなと感じた。2016/10/26

tossy

0
NTTが主役から脇役へ代わる。光コラボや海外展開に舵を切っており、今後ますます、脱電話会社が進む。BtoBtoXを推進。2016/03/21

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