出版社内容情報
《内容》 服薬指導の実践的知識と説明のノウハウをクイズ形式でわかりやすく解説する「日経DIクイズ」。日経ドラッグインフォメーション誌2002年9月号から2003年8月号までに掲載した39題に、新たな書き下ろし11題を加えた全50題を収載します。クイズ形式なので重要なポイントを気軽に、効率よく学習できます。また第一線の臨床医が処方の流れとそこに至るまでの考え方を解説した「症例に学ぶ 医師が処方を決めるまで」や、服薬指導にすぐに役立つ「臨床薬物動態学」活用術も併載します
《目次》
●服薬指導にすぐに役立つ「臨床薬物動態学」活用術
服薬指導に密接に関係した8つの“疑問”を検討しながら、
臨床薬物動態学の実践的な使い方を紹介。日経ドラッグイン
フォメーション誌連載の「DIBOX」を再編集した5本に、書き
下ろし3本を追加しました。
1.普通錠と徐放錠/切り替え後の血中薬物動態の変化
2.薬の飲み過ぎ/次回の服薬をいつ始めるか?
3.術前の休薬/アスピリンの休薬期間は?
4.睡眠剤の分類/効果持続時間と血中半減期の関係
5.喫煙の影響/禁煙後に用量調節が必要な薬剤も
6.乳汁移行性/授乳はいつから再開できる?
7.坐剤の吸収時間/途中排出時にどうする?
8.β遮断剤点眼剤/副作用防止に涙嚢部圧迫は有効か
●症例に学ぶ医師が処方を決めるまで
第一線の臨床医が、実際の処方例を通して、処方の流れとそ
こに至るまでの考え方を薬剤師の視点で解説。
糖尿病 ――船山 秀昭(船山内科院長)
頭痛 ――五十嵐 久佳(北里大学神経内科講師)
尿失禁 ――加藤 久美子(名古屋第一赤十字病院泌尿器科副部長)
褥瘡 ――松井 潔(松井ヒフ科医院院長)
●日経DIクイズ50題
川崎病患者にNSAIDsが処方された理由/自閉症患者にSSRIが処
方された理由/喘息患者が注意すべきOTC鎮暈剤/「はたけ」の
治療に使用される外用剤/歯が黒くなったと訴える貧血患者/
“張り止め”を服用中の妊婦が訴える動悸/低用量ピルで注意
すべき相互作用/口唇ヘルペス患者に処方されたクリーム剤/
不妊症患者に処方されたステロイド剤/喘息吸入剤2剤併用時
のうがいのタイミング/SSRIの服用方法と副作用/めまい患者
にスルピリドが処方された理由/外用鎮痛剤の貼付部に出現し
た皮疹/爪白癬患者に処方された経口抗真菌剤/総合感冒剤を
処方されたボイラーマン/放射線療法中の重症口内炎対策/H.
ピロリの再除菌で抗菌剤が変更された理由/下痢を訴える過敏
性腸症候群患者/ACE阻害剤の服用時期が変更された理由/ビタ
ミンE製剤の月経への影響/尿失禁女性患者に対するホルモン
製剤の処方/バファリンからバイアスピリンへの処方変更/慢
性関節リウマチ患者に併用された葉酸製剤/「肺炎を予防する
ワクチン」とは何か/カルシウム含有結石と尿酸合成阻害剤/
抗菌剤の種類が変更になった糖尿病患者/糖尿病を合併する肝
硬変患者とアミノ酸製剤/動悸を気にする喘息患者/エストロ
ゲン貼付剤に併用された経口剤/腎不全患者に処方されたドラ
イシロップ剤/慢性腎不全患者で注意が必要な消化器用剤/朝
起きた時の口の中の苦味/褥瘡の病期に応じた外用剤の使い分
け/睡眠剤切り替え時の注意点/スタチン系薬剤が処方された
肝硬変患者胃癌術後の抗癌剤の切り替え
・・・ほか全50題
内容説明
クイズ形式だからわかりやすい!選ばれる薬剤師になるためのこの一冊。服薬指導のノウハウを凝縮。
目次
服薬指導にすぐに役立つ「臨床薬物動態学」活用術(普通錠と徐放錠―切り替え時の同等性を検討する;薬の飲み過ぎ―次回の服薬をいつ始めるか? ほか)
症例に学ぶ医師が処方を決めるまで(糖尿病―インスリン分泌動態を考えて最適な血糖降下剤を選択する;尿失禁―副作用に注意しながらタイプ別に使い分ける ほか)
日経DIクイズ(乳児に処方されたシロップ剤;小児の脱水に最適な経口補液は ほか)
日経DIクイズ疑義照会(睡眠剤切り替え時の注意点;スタチン系薬剤が処方された肝硬変患者 ほか)
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