出版社内容情報
ある春の晴れた日、モスクワに悪魔が現れた。黒魔術の教授を名乗る悪魔は、グラスでウオッカを飲む巨大黒ネコら手下を従え、首都に大混乱を巻き起こす。一方で文壇の権威に酷評され絶望に沈む巨匠。彼に全てを捧げるマルガリータは純愛を貫くべく悪魔の助けを借りる。スターリン独裁下の社会を痛烈に笑い飛ばし、人間の善と悪、愛と芸術を問いかける哲学的かつ挑戦的な世界的ベストセラー
【目次】
内容説明
ある春の晴れた日、モスクワに悪魔が現れた。黒魔術の教授を名乗る悪魔は、グラスでウオッカを飲む巨大黒ネコら手下を従え、首都に大混乱を巻き起こす。一方で文壇の権威に酷評され絶望に沈む巨匠。彼に全てを捧げるマルガリータは純愛を貫くべく悪魔の助けを借りる。スターリン独裁下の社会を痛烈に笑い飛ばし、人間の善と悪、愛と芸術を問いかける哲学的かつ挑戦的な世界的ベストセラー。
著者等紹介
ブルガーコフ,ミハイル[ブルガーコフ,ミハイル] [Булгаков,Михаил]
1891‐1940。ウクライナ生れ。キエフ大学医学部卒業。空想科学的世界と現実を織り交ぜて社会を風刺する『悪魔物語』などで注目された。しかし、ソ連体制下において、その風刺性ゆえに作品の多くで発禁処分となり、政治的抑圧を受けることとなった。最晩年の代表作『巨匠とマルガリータ』も生前に発表することはかなわなかったが、のちに再評価が進み、近年では20世紀ロシア語文学を代表する作家のひとりとされている
石井信介[イシイシンスケ]
1948年静岡県生れ。’71年モスクワのパトリス・ルムンバ名称民族友好大学歴史文学部を卒業。’76年大阪市立大学大学院経済学研究科修士課程修了。ソ連ノーボスチ通信社の東京支局やロシア向け物流会社のロシア各地駐在勤務ののち、フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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