内容説明
「NTT解体を阻止せよ!」―。組織防衛に力を注ぎ、課題を先送りにする旗艦企業。このままでは日本の通信がダメになる。
目次
序章 責任と自覚に欠ける「巨象」
第1章 期待を裏切った次世代ネットワーク「NGN」
第2章 組織防衛にひた走るNTT持ち株会社
第3章 後退した加入電話の将来計画
第4章 IP時代の独占体制を黙認する総務省
第5章 内向き志向にとらわれる国際戦略
第6章 押し寄せるオープン化の波
終章 グランドデザインを描くべきトップ企業
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ixy828
0
最近のまとめ。というだけの気がする。2009/07/07
chikuma
0
分冊された割にみるべきところは少ない。ただ、時系列と複雑な状況をglanceしているのは良い部分。もう少しoralhistory的な部分があればよいのですが…。ある何某という口上が多いのが残念。2009/03/21
hiro
0
ショックです。何で日本を代表する企業がこんなのなのか。。儲けすぎてはいけない、というのは厳しい規制がはいる。また解体の話がすすめられ、実行されるとNTTグループの支配力が弱まる。これにあせっているのは持ち株会社のみ。もっと日本全体のことを考えていくべきだ。海外展開という点でも非常に残念な点。買収などを進めてはいるが、結局それは日本市場で優位に進めるためであるということ。つまり日系企業の進出や日本人へのサービスの質向上のためにしか過ぎない。海外で新しいビジネスをし、国際競争力を高めようとは考えていない。2009/03/13
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