内容説明
ソニー、松下電器、三洋電機…ディジタル家電王国を創る革命児たちの軌跡。
目次
1 人にまねされるものを作りなさい―「AIBO」の開発・ソニー
2 こんなもんでソニーに勝てるか―「T(タウ)」シリーズの開発・松下電器産業
3 ソニーらしさって何だ!―「VAIO PCG‐505」の開発・ソニー
4 ふんわり、そっと、出せばいい―「排気が少ない掃除機」の開発・三洋電機
5 できれば他社にお願いしたいのですが―「FinePix700」の開発・富士写真フィルム
6 コニーちゃんって、何だ?―「ポケットボード」の開発・NTTドコモ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とうゆ
9
AIBOの話が一番面白かった。開発者の科学や技術に関する価値観の変化が、このようなヒット商品を生み出したそうだ。やはり人間あっての商品なんだなというのがよくわかった。2014/03/30
スプリント
0
一世を風靡したヒット商品の開発秘話が語られています。感慨深いのはここで語られているヒット商品はすべて一世代、二世代前になっており、今は別のヒット商品に取って代わられていることです。ここで取り上げられた開発者達は今が気になります。2013/02/10
黒とかげ
0
うーん。この本を読むと日本のものづくりの弱さが存分に味わえる。結局作りたいものを作って、お客の方はあまり顔が向いてないんだよなぁ。強さを誇ろうとして、弱さをあぶり出されるとは、なんという皮肉な話だ。2020/01/05