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吉野家 安部修仁 逆境の経営学

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822201616
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0034

出版社内容情報

倒産、牛丼販売中止。地獄を2度見た男が初めて語り下ろす──。
「日経ビジネス」の連載を大幅に加筆して単行本化。

福岡県の工業高校を卒業後、ミュージシャンを目指して上京、アルバイトから社員となり社長となった安部修仁が、吉野家の事実上の創業者、倒産後の管財人を務めた弁護士、傘下に入ったセゾングループの幹部らに磨き上げられた経営のすべてを情熱的で平易な語り口で初めて明かす。吉野家の経営を、リスクマネジメント、ファイナンスなどMBA講座と同様にテーマ別に詳述し、教科書には書いていない本当に大事なことは何かを経験をまじえて説く。

内容説明

リスクマネジメント、リーダーシップ、プライシング…現場で磨き上げたMBA講座全10講。

目次

第1講 リスクマネジメント―待つ心が一番の敵
第2講 リーダーシップ―上位者視点で考える
第3講 プライシング―値頃感は数で決まる
第4講 モチベーション―5%の社員が決める
第5講 ブランディング―変えてはならないものがある
第6講 マーチャンダイジング―はやり廃りを超える
第7講 コミュニケーション―言葉は増幅して伝わる
第8講 ファイナンス―キャッシュが一番の拠り所
第9講 M&A(企業の合併・買収)―時価総額経営と一線を画す
第10講 フィロソフィー―言葉の定義あっての理念
特別講 マッキンゼー・アンド・カンパニー―危機を危機としないために

著者等紹介

戸田顕司[トダケンジ]
1968年11月兵庫県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。91年、日経BP社に入り、日経ベンチャー、日経ロジスティクス、日経パソコンを経て、現在、日経ビジネス記者。流通業を中心に、取材・執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Moooo

5
再読終了。 吉野家の社長、安部修仁さんの経営論やリスクマネジメントについて書かれている。 変えること、変えてはいけないこと、守るべきこと。 やると決めたらやる、やり遂げる力を見せていただいて気がする。 僕も昭和生まれの男だからわかるけれど、昭和の男性社長が熱くやり遂げるヒロイズムのようにも感じ、安部さんも筆者も男性だからだろうなとも思う。もしこれを書いたのが女性なら、視点は違うんだろうなとも思った。 追伸 吉野家の実験的店舗、築地屋なんてのがあったなんて初めて知った。

手押し戦車

5
例えばルイビトンのバックが欲しいと思ったら、そこでし買うことはできないけど、同じような素材で機能も同じようなバックでも高く払う部分がブランド力。物を作る以上仕入れがある、重要な仕入れ材料が手に入らなくなって代替えの製品を作らざるを得ない場合、イノベーションが重要になる。消費者の心に食い込んだ無形固定資産のブランド力が困難曲面で武器になって企業はまた、息を吹き返すことができる。大事なのは強みを最大に発揮し代替えでもブランド力は生きる事。ブランドの価値は帳簿には出ない。2014/03/10

デューク

2
地獄を2度見た男が語る、経営の本質。 かつて吉野家は、1980年の倒産、2004年の牛丼販売停止という2度の地獄を見た。本書の主人公である安部修仁は、1980年には営業部長として、2004年には社長として危機への対応を指揮した。危機下で経営者がやるべきこと、危機において最も危険な瞬間、リスクヘッジへの考え方、危機を危機としないためにすべきこと、などなど。まるで経営学者のように理論的で理知的な語り口と、現場たたき上げらしい地に足の着いた経験とが、この本を特別なものにしている。おすすめ2019/10/08

白義

2
吉野家社長、安部修仁本人に聞く、危機の時に生き残るための経営学。倒産や狂牛病問題で大打撃を食らった吉野家が立ち直っていった、その経営のノウハウと精神を平易に語っている。わざわざ毎章締めに図表を挿入したりもしているが、基本的に分かりやすくてさらっと読める。譲れないブランドを見極めた上で攻めていく、攻めの経営が吉野家の特徴のようだ。経営者自身による本としてはライトでイージーだが、倒産からの復活という背景を頭に入れると面白いと思う2012/08/09

毛御安

1
雖然說的有道理 不過還是視當時的情況 而會有此時的結果

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