出版社内容情報
倒産、牛丼販売中止。地獄を2度見た男が初めて語り下ろす──。
「日経ビジネス」の連載を大幅に加筆して単行本化。
福岡県の工業高校を卒業後、ミュージシャンを目指して上京、アルバイトから社員となり社長となった安部修仁が、吉野家の事実上の創業者、倒産後の管財人を務めた弁護士、傘下に入ったセゾングループの幹部らに磨き上げられた経営のすべてを情熱的で平易な語り口で初めて明かす。吉野家の経営を、リスクマネジメント、ファイナンスなどMBA講座と同様にテーマ別に詳述し、教科書には書いていない本当に大事なことは何かを経験をまじえて説く。
内容説明
リスクマネジメント、リーダーシップ、プライシング…現場で磨き上げたMBA講座全10講。
目次
第1講 リスクマネジメント―待つ心が一番の敵
第2講 リーダーシップ―上位者視点で考える
第3講 プライシング―値頃感は数で決まる
第4講 モチベーション―5%の社員が決める
第5講 ブランディング―変えてはならないものがある
第6講 マーチャンダイジング―はやり廃りを超える
第7講 コミュニケーション―言葉は増幅して伝わる
第8講 ファイナンス―キャッシュが一番の拠り所
第9講 M&A(企業の合併・買収)―時価総額経営と一線を画す
第10講 フィロソフィー―言葉の定義あっての理念
特別講 マッキンゼー・アンド・カンパニー―危機を危機としないために
著者等紹介
戸田顕司[トダケンジ]
1968年11月兵庫県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。91年、日経BP社に入り、日経ベンチャー、日経ロジスティクス、日経パソコンを経て、現在、日経ビジネス記者。流通業を中心に、取材・執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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