出版社内容情報
ベストセラー「たんぽぽ先生の在宅報酬算定マニュアル」の姉妹書。報酬算定ルールをクイズ形式でより手軽に現場に則して学べる一冊。大好評たんぽぽ先生シリーズ
『在宅報酬算定マニュアル』の副読本がついに登場!
2016年度診療報酬改定に完全対応
大好評書籍「たんぽぽ先生の在宅報酬算定マニュアル」の主な内容を、より手軽に、より現場に沿って身につけられるよう、Q&A方式でまとめた一冊。「在宅報酬算定マニュアル」が教科書とすれば、本書は、「在宅報酬算定マニュアル」で身につけた知識の理解度を確認するための副読本で、在宅報酬に初めて触れる医療・介護従事者のための入門書です。
「在宅報酬算定マニュアル」をまとめた医療法人ゆうの森・理事長の永井康徳氏が執筆を担当し、「在宅報酬算定マニュアル」とも連動しているので、両方の書籍を併読することで在宅報酬算定ルールの習熟度をより高められます。
Q&Aは30題を設定し、各Q&Aにおいてまず在宅医療の現場でよく遭遇する具体的な場面を提示。その場面に沿って選択方式の設問を解いた上で、解答と解説に進む形となっています。
解説ページは親しみを持って読んでもらえるように、永井氏と新人医療従事者らを登場人物として会話形式でまとめています。また、医療法人ゆうの森が主催する「全国在宅医療テスト」の臨床問題10題も収め、Q&Aと合わせて計40題のクイズを収載。図表だけでなくイラストもふんだんに使い、読みやすさを徹底的に追求。現場に則して必要なところから読み進んでもらえるように、各設問は4ページで完結させています。各章の最後には、学んだことを再確認できるよう、1?2ページの「確認テスト」を付与。
よくある「判断に迷う40ケース」を収録
現場に即したQ&Aで勘所をわかりやすく解説
◆複雑な算定ルールが一問一答で明快に
◆医療事務職、訪問看護師、ケアマネージャー、在宅医 など必携
※発行日、表紙デザイン、頁数等は変更になる場合もございます。
第1章 在宅医療の報酬
Question 1-1
訪問診療や往診などを受けられる条件は?
Question 1-2
訪問診療を提供する際の注意点は?
Question 1-3
往診をする際に気をつけることは?
Question 1-4
在医総管と施医総管の算定対象となる患者は?
Question 1-5
2016年度改定で在医総管などはどのように見直された?
Question 1-6
在医総管・施医総管にはどんな費用が含まれている?
Question 1-7
在宅で使用できる注射薬や特定保険医療材料とは?
Question 1-8
在宅がん医療総合診療料ではどんな在宅医療が可能になる?
Question 1-9
機能強化型の在支診・在支病 どんな要件を満たせばよい?
Question 1-10
在宅療養指導管理料の算定ルールは?
Question 1-11
同一日に訪問診療と訪問看護は提供できるの?
Question 1-12
頻回訪問加算と在宅移行早期加算の算定要件は?
Question 1-13
在宅緩和ケア充実診療所・病院加算、在宅療養実績加算はどう算定?
Question 1-14
在宅ターミナルケアの報酬はどんな仕組みになっているの?
Question 1-15
退院前のカンファレンスを評価した報酬ってあるの?
知識チェック&テスト
第2章 訪問看護の報酬
Question 2-1
訪問看護の基本報酬はどんな仕組みになっているの?
Question 2-2
訪問看護が医療保険適用となるのはどんなとき?
Question 2-3
訪問看護を提供するための医師の指示はどう出すの?
Question 2-4
提供回数の制限なく訪問看護を受けられる患者の状態は?
Question 2-5
特別訪問看護指示を出すとどんなケアが可能になるの?
Question 2-6
訪問看護での点滴注射の指示はどう出すの?
知識チェック&テスト
第3章 制度関連や介護施設、訪問リハビリの報酬
Question 3-1
「カンファレンスでの4つの呪文」ってなに?
Question 3-2
「40歳以上65歳未満」の人で介護保険を利用できるのは?
Question 3-3
高額療養費制度はどんな仕組みになっているの?
Question 3-4
指定難病に関する医療費助成ってどんな仕組み?
Question 3-5
同一建物居住者、同一患家ってなに?
Question 3-6
薬剤師による訪問薬剤指導はどう活用する?
Question 3-7
医療機関からの訪問リハビリはどう提供する?
Question 3-8
ショートステイ先で訪問診療などを提供できるの?
Question 3-9
マッサージ、はり、きゅうは診療報酬と併算定できる?
知識チェック&テスト
第4章 応用問題
応用問題1
末期癌患者に関する退院時カンファレンス
応用問題2
同一建物居住者・同一患家への訪問診療・訪問看護
応用問題3
ターミナル患者への訪問看護と訪問看護指示書
応用問題4
重症患者への在宅医療
応用問題5
褥瘡のある患者への栄養指導・褥瘡管理指導
応用問題6
小児慢性特定疾患の患者への在宅医療
応用問題7
神経難病患者の退院時共同指導、連携など
応用問題8
脳梗塞の退院後の訪問リハ、同日算定など
応用問題9
小児の看取り、機能強化型の連携
応用問題10
有料老人ホームのターミナル患者の看取り
参考資料
江篭 平紀子[エゴヒラ ノリ]
永井 康[ナガイ ヤスノリ]
日経ヘルスケア[ニッケイヘルスケア]
内容説明
2016年度診療報酬改定に完全対応。よくある「判断に迷う40ケース」を収録。現場に即したQ&Aで勘所を分かりやすく解説。医療事務職、訪問看護師、ケアマネジャー、在宅医など必携!
目次
第1章 在宅医療の報酬(訪問診療や往診などを受けられる条件は?;訪問診療を提供する際の注意点は? ほか)
第2章 訪問看護の報酬(訪問看護の基本報酬はどんな仕組みになっているの?;訪問看護が医療保険適用となるのはどんなとき? ほか)
第3章 制度関連や高齢者住宅、訪問リハビリの報酬(「カンファレンスでの4つの呪文」ってなに?;「40歳以上65歳未満」の人で介護保険を利用できるのは? ほか)
第4章 応用問題(末期癌患者に関する退院時カンファレンス;同一建物居住者・同一患家への訪問診療・訪問看護 ほか)
著者等紹介
永井康徳[ナガイヤスノリ]
1966年生まれ。愛媛大学医学部卒業後、愛媛大学医学部附属病院、自治医科大学地域医療学教室を経て、愛媛県の明浜町国保俵津診療所所長に就任。2000年に、愛媛県初の在宅医療専門診療所「たんぽぽクリニック」を松山市に開業。2016年2月には在宅療養支援病床・緩和ケア病床として「たんぽぽのおうち」を併設。現在、医療法人ゆうの森の理事長として、「たんぽぽクリニック」、西予市の僻地診療所「たんぽぽ俵津診療所」、訪問看護ステーション、訪問介護事業所などの運営を手がける
江篭平紀子[エゴヒラノリコ]
2003年に「たんぽぽクリニック」に入職後、主に医事業務を担当し、現在は医療法人ゆうの森の事務課長を務める。ゆうの森の医療事務を統括し、全国在宅医療テストの問題作成にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。