日本大改造2030―この国を変える250のインフラ事業

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日本大改造2030―この国を変える250のインフラ事業

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  • サイズ A4判/ページ数 206p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784822200312
  • NDC分類 510.921
  • Cコード C3051

出版社内容情報

日本の社会や経済を根底から支える事業の動向や計画、具体的なプロジェクトを、臨場感あふれる写真や詳細な図面などとともに紹介

日本は成熟した社会に移行した――。そんな言葉を聞いて久しいが、その日本を支えるインフラは、これから大きく変化を遂げようとしている。
少子高齢化や人口減少、リスクが高まりつつある自然災害、財政難といった様々な課題を受け、将来の日本の姿を想定したインフラの再構築が始まっている。

本書では、そうした日本の社会や経済を根底から支える250のプロジェクトを紹介。事業の動向や計画などを臨場感あふれる写真や詳細な図面とともに示す。
インフラ産業や建設産業に携わるうえで必読の書です。

主な内容第一部 日本大改造マップ
 ● 高速道路(新設)
 ● 高速道路(首都・近畿圏)
 ● 道路橋
 ● 一般道路など
 ● 鉄道(全国)
 ● 鉄道(東京圏)
 ● 空港・港湾
 ● ダム
 ● 河川
 ● 下水道・水路
 ● 海岸・離島
 ● 砂防・法面
 ● 地盤・造成
 ● 観光・文化
 ● まちづくり
 ● エネルギー
 ● プロジェクトデータ

第二部 日本大改造プロジェクト
 道路
  ● 首都高速中央環状品川線大橋JCT整備 並行するシールドを非開削で一本化
  ● 首都高速道路改修 6300億円の巨大事業 ほか
 鉄道
  ● リニア中央新幹線整備 9割弱はトンネル区間に
  ● 東海道新幹線改修 鉄道橋を使いつつ長寿命化 ほか
 空港・港湾
  ● 羽田空港機能改善事業 跡形なく進む深夜の大改修 ほか
 ダム
  ● 鶴田ダム再開発 堤体に日本一深くて長い管 ほか
 河川・水路
  ● 阿賀野川堤防耐震化 横から杭をかわし地盤改良 ほか
 海岸・離島
  ● 南鳥島港湾整備 国境最前線で難条件を克服 ほか
 砂防・法面
  ● 甚之助谷地すべり対策 標高2000mの山ごもり工事 ほか
 地盤・造成
  ● 陸前高田土地区画整理 土砂730万m3を運ぶ仮橋 ほか
 観光・まちづくり
  ● 箱根西麓・三島大吊橋建設 最長吊り橋で狙う観光開発 ほか
 エネルギー
  ● 権現ダム太陽光発電事業 7000枚のパネルを堤体に ほか

第一部 日本大改造マップ

 ● 高速道路(新設) 新東名や復興関連などで活況
 ● 高速道路(首都・近畿圏) 3環状整備の傍ら老朽化対策も
 ● 道路橋 完成後に真価問われる離島架橋
 ● 一般道路など 緊急輸送路の確保にまい進
 ● 鉄道(全国) 広がる高速鉄道網
 ● 鉄道(東京圏) 空港アクセス向上や再開発を先導
 ● 空港・港湾 グローバル化を見越して改善
 ● ダム 注目は既存施設の再開発
 ● 河川 頻発する豪雨に備える
 ● 下水道・水路 都市の地下に巨大空間が続々
 ● 海岸・離島 津波対策と保全に注目
 ● 砂防・法面 数十年続く壮大な事業
 ● 地盤・造成 復興や廃棄物対策を支える
 ● 観光・文化 歴史の継承・再現で地域を活性化
 ● まちづくり 再整備で都市力アップへ
 ● エネルギー 原発を補完する投資が目立つ
 ● プロジェクトデータ


第二部 日本大改造プロジェクト

【道路】
 ● 首都高速中央環状品川線大橋JCT整備 並行するシールドを非開削で一本化
 ● 首都高速道路改修 6300億円の巨大事業
 ● 関門橋リフレッシュ事業 初の大規模通行規制で補修
 ● 恵那山トンネル天井板撤去 約8kmの天井を18日で外す
 ● 九島大橋建設 高さ32mの橋脚を一括架設
 ● Trend 地方の独自基準 まちの在り方を決める道路構造
 ● 首都圏中央連絡自動車道桶川第二高架橋工事 ウエブの軽量化で急速施工
 ● 東京外かく環状道路整備千葉県区間 半地下で50年越しの実現

【鉄道】
 ● リニア中央新幹線整備 9割弱はトンネル区間に
 ● 東海道新幹線改修 鉄道橋を使いつつ長寿命化
 ● JR可部線延伸 廃線を全国で初めて復活
 ● ひたちBRT整備 遅れぬバスで成功の兆し
 ● 札幌市の路面電車延伸 歩道に寄せて環状化
 ● Trend 地方の基幹交通の将来 自治体が公共交通整備の主役に
 ● 北海道新幹線整備 開業時期の5年前倒しへ

【空港・港湾】
 ● 羽田空港機能改善事業 跡形なく進む深夜の大改修
 ● 那覇空港滑走路増設 代替なき拠点を拡張
 ● 小名浜港国際物流ターミナル整備 大型船で石炭調達費を削減

【ダム】
 ● 鶴田ダム再開発 堤体に日本一深くて長い管
 ● 鹿野川ダム改造 国内初、トンネル洪水吐き増設
 ● 荒瀬ダム撤去 護岸も改修する国内初工事

【河川・水路】
 ● 阿賀野川堤防耐震化 横から杭をかわし地盤改良
 ● 武蔵水路改築 1300万人の生活用水を流す
 ● Trend 想定最大外力 1000年規模の洪水視野に

【海岸・離島】
 ● 南鳥島港湾整備 国境最前線で難条件を克服
 ● 浜松の防潮堤整備 寄付金で造る初のCSG堤
 ● 宮崎海岸埋設護岸整備 巨大な砂袋で浜を堅守
 ● 西湘海岸保全施設整備 漂砂制御に初の岩盤型

【砂防・法面】
 ● 甚之助谷地すべり対策 標高2000mの山ごもり工事
 ● 立山カルデラ内砂防事業 100年越しで市街地を守る
 ● 由比地すべり対策 地震時の土砂崩れを防ぐ
 ● JR中央線盛り土部耐震補強 棒状補強材で初の地震対策

【地盤・造成】
 ● 陸前高田土地区画整理 土砂730万m3を運ぶ仮橋
 ● 神栖市道の災害復旧 「土のう」の層で液状化抑制
 ● 潮来市の市街地液状化対策 "水みち"を張り巡らせる

【観光・まちづくり】
 ● 箱根西麓・三島大吊橋建設 最長吊り橋で狙う観光開発
 ● 通天閣改修 世界初の展望塔の免震化

【エネルギー】
 ● 権現ダム太陽光発電事業 7000枚のパネルを堤体に
 ● 石狩LNG基地タンク整備 足場と型枠工夫し工期短縮

目次

01 日本大改造マップ
02 道路
03 鉄道
04 空港・港湾
05 ダム
06 河川・水路
07 海岸・離島
08 砂防・法面
09 地盤・造成
10 観光・まちづくり
11 エネルギー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

26
公益性。財政難の中での優先度。巻頭の『日本大改造マップ』を通して理解が深まる「必要性」。自然災害、事故防止のみならず、那覇空港やリニアなど将来投資。興味深いのが『エネルギー分野』。既存原発の安全対策と共に、鹿島港沖洋上風力発電所や石狩湾新港発電所などが進行中。国のエネルギー政策の方向性の有無と共に、ROIを含めたプロジェクトの妥当性の可視化を期待。政争道具ではないことが大前提!写真や図表もプロジェクトの理解を深め、特に如何に難題を克服したかも一見の価値アリ。進捗等を定期的に新聞とかが報告できないのかな?2015/08/24

☆ツイテル☆

3
フライヤー2021/10/03

96sann

1
流し読み。国内で計画進行中のインフラ事業を紹介,予定と事業費の他、イメージ図や工法も確認できる。道路・鉄道・ダムはニュースでもたまに見れるが、数年手元において進捗を見守りたいもの。リニアの断面図など眺めて本当に9割トンネル内と実感。2015/06/20

Hiroo Shimoda

0
200頁ひたすらインフラPJな本。首都高や羽田空港はもちろん、河川や砂防工事なども網羅。クレーンやシールドマシンの写真いっぱいでテンション上がる。御茶ノ水駅の川側の工事は何だろうと思ってたが、地震対策だったのね。2015/12/27

くらーく

0
まあ、狭い国土でよくこれだけ工事しているな。ロシア、アメリカ、中国など面積が広い国ではどうしているのだろうか。 2015/05/23

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