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目次
人体を為す妖怪(見越し入道;入道・小僧(一ツ目小僧など)
人の形をした妖怪
女の妖怪(産女・納戸ババアなど)
海の妖怪
小豆洗い・小豆研ぎ)
半人半動物の妖怪(人魚;クダン)
妖怪らしい妖怪(ぶら下がる妖怪;転がる妖怪;ステコスリ;ザ、妖怪)
動物体を為す妖怪(火車;牛鬼;雷獣;狸・猫・はんざきなど動物の妖怪)
家の妖怪・岩の妖怪(化け物屋敷;岩の伝説;備中南部に於いて信ぜられる妖怪の一覧表)
著者等紹介
木下浩[キノシタヒロシ]
昭和42年岡山県生まれ。平成2年東京学芸大学卒業、岡山県教員として勤務。平成10年岡山県立博物館に学芸員として勤務。平成25年岡山市立吉備小学校勤務。平成22年度(第37回)岡山市文化奨励賞受賞。岡山民俗学会理事、日本民俗学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Saku
10
散歩のために買った本。岡山の妖怪といえば真っ先に思いつくのがクダンであるが、それ以外にも見越し入道やら船幽霊やらのっぺらぼうやらメジャーな妖怪が棲息しているのが面白い。この本のすごいところは、場所が特定できるところについては写真付きで掲載されているところである。これはぜひ行ってみたくなる。2015/12/10
gelatin
8
★★★★ 出張がてらほんとに岡山で買ってきたこの本。様々な文献から抜粋引用された種々の妖怪がにこにこと手招きしているように感じる。雨の日にしばしば見られる老婆など、それは本物のお婆さんなんじゃないのとも思うが、妖怪と大差ないとも言える。わたしは以前に河童を見たことがあるので、いつか「クダン」も見られると信じているよ。2014/10/12
紅独歩
2
まず、「岡山文庫」そのものが素晴らしい。地元に密着したテーマで約300冊、1964年刊行開始だから半世紀続いているという事になる。 http://www.nihonbunkyo.co.jp/okayamabunko/bunkomokuroku01.html 290冊目の今冊のテーマは妖怪。「鬼・天狗・河童」を除き、図版も少なめなので地味な印象を受けるかもしれないが、地元文献から集められた妖怪たちの百鬼夜行は、万金に値する。特に「スイトン」や「クダン」を興味深く読んだ。2014/08/06
Ai
1
「岡山文庫」のすばらしさを感じた1冊。地域の小さな、でも珠玉の物語がつまっている。スネコスリが岡山出身(?)だったのは意外でした。蒜山でおなじみのスイトンは、けっこうおっかないことする妖怪でびっくりした。2016/11/07
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