感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Uzra
3
借りました!つくづくじわりとくる恐怖。いやまぁそんなに怖くはないですけど、こうナチュラルに狂ってて、じわじわそれが色んな物を巻き起こしてっちゃうんですよね。見事な負の連鎖。嘆きの聖母の友浩くんは結局恵利沙を助けに来るとか超良い奴!2013/08/14
ドント
1
関よしみは常に人間の「悪意」と「弱さ」を描く人であり、本書では前者がメイン。しかしどちらを描こうがドロドロと溶けてにじむような厭さが共通している。傑作選の名にふさわしくその厭さは濃密還元、みんないつもはフタをしている他人への違和感、不信感、嫌悪感、憎悪があふれ出る。わるい気持ち良さが味わえる一冊。2016/12/31
あつこ
1
これはあんまり怖くない。軽くファンタジーだからかな?ただ、こんな子どもがいたら嫌だなとは思う。
ブースカ
1
よしみ作品の中では、かなり心臓に優しい作品集。2009/11/10